議会報告1603-1

平成28年第1回笠松町議会定例会が下記日程で開催されました。

第 1 号報告 専決処分の報告について

第 1 号議案 専決処分の承認について

第 2 号議案 笠松町行政不服審査会設置条例について

第 3 号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について

第 4 号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の

   整理に関する条例の一部を改正する条例について

第 5 号議案 笠松町部設置条例の一部を改正する条例について

第 6 号議案 笠松町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について

第 7 号議案 笠松町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について

第 8 号議案 笠松町常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

第 9 号議案 笠松町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について第10 号議案 笠松町介護保険条例の一部を改正する条例について

第11 号議案 笠松町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部を改正する条例について

第12 号議案 笠松町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る

   介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部を改正する条例について

第13 号議案 笠松町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について

第14 号議案 笠松町多目的運動場の管理に係る指定管理者の指定について

第15 号議案 町道の路線認定について

第16 号議案 平成27年度笠松町一般会計補正予算(第9号)について

第17 号議案 平成27年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について

第18 号議案 平成27年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について

第19 号議案 平成27年度笠松町介護保険特別会計補正予算(第4号)について

第20 号議案 平成27年度笠松町下水道事業特別会計補正予算(第4号)について

第21 号議案 平成28年度笠松町一般会計予算について

第22 号議案 平成28年度笠松町国民健康保険特別会計予算について

第23 号議案 平成28年度笠松町後期高齢者医療特別会計予算について

第24 号議案 平成28年度笠松町介護保険特別会計予算について

第25 号議案 平成28年度笠松町下水道事業特別会計予算について

第26 号議案 平成28年度笠松町水道事業会計予算について

 

平成28年第1回笠松町議会定例会提案説明要旨

本日ここに、平成28年第1回笠松町議会定例会の開会にあたり、町政に対する基本的な考え方を申し述べるとともに 

新年度予算の概要についてご説明を申し上げます。

 

(平成28年度の位置づけ)

 

わが国の経済情勢は、個人消費で停滞感がみられるなど引き続き経済成長において足踏み状態が続く中、

1月の内閣府の「月例経済報告」では「景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」と発表されました。

また、岐阜県内の経済情勢についても「生産がおおむね横ばいとなっているものの、穏やかに回復しつつある」とし、先行きについては、

「各種政策効果が進展するなかで、回復の動きが着実に続くことが期待される」との判断がなされました。

 

 

このような中、政府の経済財政運営の根幹である「経済財政運営と改革の基本方針2015」は、経済再生と財政健全化を共に達成しつつ、

中長期的に持続する成長メカニズムの構築を目指す取組であり、その中でも人口減少と地域経済縮小の悪循環の連鎖に歯止めをかけ、

まち・ひと・しごとの創生により、好循環の確立を目指すものであるが、いまだ個人消費の回復に地域間でのばらつきや生産活動が低下している

ところもあり、地方経済の回復にはもう少し時間がかかるものと考えます。当町においても、歳入の大宗を占める町税の増収が見込める

状況ではなく、社会福祉における介護、障がい、子育て支援などの扶助費の増加は避けられない状況であります。また、大型公共事業の完了

に伴って発行した新たな町債は、自主財源比率や将来負担比率の悪化を招き、今後、更なる財政の硬直化の進行が懸念され、

町財政を取り巻く環境は厳しい状況が継続するものと見込まれます。

 

これらの事を踏まえ、住民視点を大切にし、限られた財源の中で優先順位を考えながら効率的且つ効果的に活用し、

次の世代の皆さんへ負担を先送りせず、健全な行財政基盤を確立させることが私の責務であると考えます。

 

(平成28年度当初予算編成の考え方)

それでは、新年度の予算編成に際しましての考え方についてご説明いたします。

 当初予算編成にあたり、将来の財政状況を見据え、最大限の危機感を持った上で、町民の皆さんの視点に立ち、

多様化する行政課題に対応する予算編成といたしました。

とりわけ、第5次総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略の将来像達成に向けて最優先すべき事業として、

町民の生命と財産を守る強いまちづくり

心身ともに健全で人間味豊かに成長できるまちづくり

快適で機能的な生活環境を創出するまちづくり

の3つを重点項目に掲げ、第5次総合計画の中間年の見直し後の事業展開にあわせ、昨年10月に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に

おいて、目指すべき笠松町の将来展望を実現するために取り組む施策や事業を進め、更なる地域の活性化を目指すものといたしました。

 

 

 

(平成28年度当初予算の規模)

 これらの方針をもとに編成した平成28年度の歳入歳出予算額は、

一般会計 7,182,600千円

国民健康保険特別会計 3,174,071千円

後期高齢者医療特別会計 249,816千円

介護保険特別会計 1,808,542千円

下水道事業特別会計 1,071,163千円

水道事業会計 404,256千円

合計 13,890,448千円

となり、総額につきましては、前年度と比較して4.42%の増となりました。

この内、一般会計については、前年度比6.15%の増となり、過去10年でも2番目に規模の大きい予算編成となっています。

また、国民健康保険特別会計については0.92%減、高齢者の医療・介護の給付費の増加により、後期高齢者医療特別会計については7.06%、

介護保険特別会計については4.80%の増となっています。また、下水道事業特別会計は計画的な下水道推進のため11.72%の増、

水道事業会計では施設改修の減少などにより2.66%の減となっています。

 

 

それでは次に、新年度、重点的に取り組む3つの項目に関連する事業を中心にご説明申しあげます。

はじめに、「町民の生命と財産を守る強いまちづくり」を進めるにあたって、行政と地域、住民の連携を強化させることが必要不可欠であり、

地域と連携した防災体制の強化を図ってまいります。そのためにもハ-ド・ソフトの両面から防災・減災事業に積極的に取り組み、

災害に強いまちづくりを進めてまいります。

 

大地震により引き起こされる災害時に、有力な情報伝達手段となる防災行政無線のデジタル化については、聞き易くクリアな音声放送の実現を

目的に、昨年から引き続きの事業として屋外子局の更新及び増設により、住民の安全確保を推進してまいります。

また、災害復旧の迅速化に繋がる地籍調査では、引き続き測量等の土地調査に着手するなど、

住民生活に直結した防災施策の強化に努めるとともに、ゲリラ豪雨などの水害対策として、笠松町流域関連公共下水道雨水計画に基づき、

水貯留施設整備と併せ排水路改良事業を継続推進し、災害に強いまちづくりを進めてまいります。

 

さらに、自主防災会が整備する発電機やテントなどの防災備品等の整備に対する補助や消防団活動の充実強化を図るため装備を改善するとともに

消防団員の処遇改善に取り組んでまいります。

 

また、防災士の協力を得て、子育て家庭向け防災講話を行い子供から大人までの防災教育を充実させ、地域防災力の向上を図ってまいります。

加えて、AEDの定期的な更新とともに大規模災害の発生に備えた簡易エアマットの購入及び食料などの備蓄品を更新し、

避難所に配慮した防災備品の整備を進めてまいります。

 

つぎに「心身ともに健全で人間味豊かに成長できるまちづくり」として、すべての住民が生涯にわたって心身ともに

健全で幸福に暮らすことができ、子育てや教育しやすいまちづくりを推進してまいります。

各種健診対象者を把握するために、全世帯に健康診査申込調査票を配布し、新規受診者の勧奨及び事業評価を実施し、

よりきめ細やかな保健活動に向け取り組んでまいります。

子育て支援として引き続き延長保育の充実や放課後児童クラブにおいて、すべての学校休業日に6年生までの児童の受け入れに努めるほか、新たに

多子世帯における保育料や病児・病後児保育の利用料の負担軽減や子育て支援短期事業の開設準備支援を実施するなど、

安心して子育て出来るまちとなるよう各種施策の充実に努めてまいります。さらに中学3年生までの医療費助成を継続して行ってまいります。

 

特色ある教育活動として外国語教師助手委託を小・中学校から保育所まで実施し幼児からの英語教育の充実を図ってまいります。

さらに、今年度笠松中学校と姉妹校提携したイナラハンミドルスクールがあるグアムへの海外派遣を行い、

友好を促進するとともに広い視野を持った人材育成や次代を担うにふさわしい青少年の育成に努めてまいります加えて

英語検定料の半額を補助し、英語能力の向上を図り、更なる国際交流の促進に取り組んでまいります。

また、小・中学校の全教室にICT環境を整備し、情報社会の進展などの社会変化を踏まえた特色ある授業を展開し、

学習に対する児童生徒の興味・関心を高め学力・意欲の向上のみならず教師の授業技術の向上など各学校が

常に工夫改善を図りながら、社会の変化に対応した教育活動を推進してまいります。

 

 

道徳教育につきましても、今までの心温かく活力あるさまざまな取組みによって、地域全体に浸透してきている「道徳のまち笠松」を

推進するため、引き続き事業を進めてまいります。また、町づくりに対し主体的に学び、貢献している後継者育成のための講座や生涯学習講座の

拡充など住民ニーズに対応した講座を開いてまいります。

 

つぎに「快適で機能的な生活環境を創出するまちづくり」として、利便性と自然環境が調和した暮らしやすい機能的なまちづくりを創出し、

いつまでも住み続けたい、住んでみたいまちづくりを進めます。

木曽川の雄大な自然を活かしたみなと公園を起点とするサイクリングロードは、蘇岸築堤記念碑公園の改修や中継拠点の交差点改良及び

周辺整備を行い、河川環境楽園へ向けた整備を進めてまいります。

また、25年度より都市公園化に向け改修工事に着手している運動公園では、幼児対象の複合遊具を整備し、町内外より多くの人びとがつどい、

楽しい親子のふれあいの場となるよう、順次改修工事を進めてまいります。

 

快適な住環境の整備に資する羽島用水パイプライン上部利用事業については東幹線の歩道設置及び車道の改良を進めるとともに交通安全対策の強

を図ってまいります。

さらに、町の発展に繋がる地域の活性化に向け、産業振興支援として、町内企業や新たに参入される企業に対しての支援を続けるとともに、

町内に居住する方や町外から転入する方の住宅取得に対して助成する定住促進事業も、同様に継続してまいります。

また、岐阜羽島衛生施設組合の焼却機能が停止する平成28年度以降、県外にごみ処理を委託し滞りがないよう進めるとともに、

引き続き次期ごみ処理施設建設事業を関係市町と連携してまいります。更にごみの減量化を推進し、

適正なごみ収集・処理業務が実現できるよう、進めてまいります。

加えて、誰もがいつでも安心して医療が受けられるよう、救急医療体制の確保を図るほか、小児救急医療については拡充に配意します。

また、在宅医療と介護連携を引き続き関係機関と推進するとともに高齢者等地域住民の力を活用した生活支援サービスを充実させ多様なサービスを

利用できるよう「地域包括ケアシステム」を構築してまいります。

 

その他の重要施策として、近年、拡大を見せる「特殊詐欺」や「悪質商法」などによる消費者被害の防止に向け、

安全に安心して暮らせる地域づくりを目指し、消費者行政の充実に向けた施策についても、引き続き取り組んでまいります。

また、設備・施設の老朽化に伴い今年度から着手している給食センター建設事業では、平成29年度建設に向けた用地買収、

用地調査等進めてまいります。

 

さらに、昨年6月にオープンした「歴史未来館」の1周年に向けた特色ある記念行事や産学官で取り組むふるさとかさまつ宅配便においても、

笠松町への関心をより一層高めてまいりたいと考えております。

以上、私の所信の一端と第5次総合計画及び総合戦略のもとに『「ひと・まち・自然」輝く創造文化都市』に向け、平成28年度の主要事業を

述べましたが、本日提出いたしました各案件につきましては、議事の進行に従いまして順次その理由、内容などについてご説明いたしますので、

慎重にご審議のうえ、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

平成28年第1回笠松町議会定例会一般質問

1.特別支援教育のについて

 AccessReading の積極的活用をどのように考えるか。

2.選挙年齢18歳への引き下げについて

 投票率向上・民主主義確立への笠松町での取り組みは?

 選挙年齢引き下げへの羽島郡二町教育委員会での具体的対応は?

今回の質問は、「特別支援教育のについて」と「選挙年齢18歳への引き下げについて」の2点について質問いたします。

 

 

先ずは、特別支援教育のについての項目えで「AccessReading の積極的活用をどのように考えるか。」について質問いたします。

AccessReading 」とは、そのHPに記載されていることを紹介いたしますとAccessReading(あくせす・りーでぃんぐ)」では,

学校で用いられる教科書等を,障害のある人の利用に配慮した電子書籍に変換したものを提供しています。

本サイトの利用には,事前の「お申し込み」が必要です。視覚障害等により印刷物を読むことに障害のある方だけが利用登録することができます。

上記の電子書籍データの提供は,「著作権法第37条第3項」,「教科書バリアフリー法(障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の

普及の促進等に関する法律)」「著作権法第33条の2」および「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に

関するガイドライン」に基づき,東京大学先端科学技術研究センター図書室が,読むことに障害のある児童生徒・学生の支援を目的として,

同センター人間支援工学分野との共同で運営しています。」

 

私は、1月21日にその東京大学先端科学技術研究センターまで、出向きAccessReading」の体験講習会に参加してきました。

発達障がいと呼ばれる脳の機能不全からくる障害の中で「ディスレクシア」に代表される学習障がいの中でも「知的能力及び一般的な理解能力など

に特に異常がないにもかかわらず、文字の読み書き学習に著しい困難を抱える障害である。」(ウィキペディアから)などの障がいをもった方が

その障がいをICT機器活用してそれを補うために用いられるシステムです。

体験会に参加し、大変有効で有ると実感したしだいです。

 

また、AccessReadingHPでは、学校でAccessReading.orgのデータを管理することはできますか?の質問の中では

「可能です。ただし,利用者登録を行った生徒が,申請を行った教科書のデータだけを利用するように管理してください。

そのため,不特定多数の者が利用できない機器での利用をお願いいたします。

学校内に複数名のAccessReading.org利用者がおられる場合は,データ管理を円滑にする方法について,事務局までご相談いただけましたら幸いです

 

学校の機器でダウンロードしたデータを,家庭などで使用される個人の機器にコピーして利用はできません。個人の機器で利用される場合は,

別途個人で申し込んでいただき,その時に付与されたユーザIDでダウンロードして頂く必要があります。」

このシステムを来年度から、実施される学校内のICT化の中で通級教室を中心に導入を考えてはどうでしょうか?

AccessReadingは、DOCX形式(Microsoft Wordで開くファイル)とEPUB形式(iBooks等で開くファイル)の2種類のファイルを

OSWindowsMac (OSX))の持つ(またはアプリケーションのDL)読み上げソフトを活用して行う物です。

 

さらにもう一つ、DAISYと言うシステムがあります。こちらは、電子図書データと共に音声録音ファイルを乗せた物で、

低学年にはより自然に感じられると考えます。

いずれにしても、この様なシステムは無料で利用できる訳で、学校のICT化を機会に導入の検討を積極的に考えてはどうでしょうか、

お答え下さい。

 

また、修学前のお子さん達の期間として地域振興公社が行う「言葉の教室」がありますが、早い時期からの療育を考えるとこちらでも積極的に

活用する価値はあると考えますが、いかがですか?

 

先日の「そらいろパレット」の研修会に参加いただいた住民福祉部長なら実感として理解いただけると考えます。

2.選挙年齢18歳への引き下げについて

 投票率向上・民主主義確立への笠松町での取り組みは?

 選挙年齢引き下げへの羽島郡二町教育委員会での具体的対応は?

平成27年6月19日公職選挙法等の一部を改正する法律公布され選挙年齢が18歳に引き下げられたのはご案内の通りであります。

 

この夏の選挙で直接関係がある高校生に付いては、国も副読本を作成したりマスコミでも大きく取り上げられています。

笠松町でも先日は、岐阜工業高校デザイン工学科の皆さんによる「観好ポスター」総選挙を好機会と取られその啓発をされておられたのは

大変良い取り組みだったと考えています。

 

笠松町として行われるのは、特に問題がなければ町長選挙となる、つまり現在の中学生からになります。県立の高校ではなく町立の中学生が

最初の対象者になるのです。この子供達が将来の職員・議員・町長を目指してもらえる様な、施策が需要で有りと考えています。

 

平成19年第3回笠松町議会定例会で質問した

人材の育成について (笠松町を担う人材育成の中長期的展望と行政が果たす役割について)の時と同じ気持ちを込めて

「教育と具体的体験と結果が人を育て、地域発展を促すと考える。」と考えています。

民主主義を実感出来、平成20年度の蹄鉄クッキーの時の様に自分達の具体的行動が町を動かすと言う体験を継続的に行う必要がある

と考えています。一長一短には投票行動を育成する事は出来ないし、笠松町を担う人材は作れません。

 たとえば、児童・生徒の皆さんが実際に議論した結果を請願として議会に挙げてもらう等の、

  民主主義を実感出来る体験を考えてはどうでしょうか?

 また、町として18歳に引き下げられた事を機会に「投票率向上・民主主義確立へ」について笠松町での取り組みはあるのでしょうか?

  お聞かせ下さい。

教育委員会では民主主義を具体的にどう教育するか。生徒会選挙などで具体的に取り組まれている事は敬服しますがそれが国の政治や地域の行政に

どのように繋がって行く様にするにはどの様に考えるか。お聞かせ下さい。

 

Q1.特別支援教育のについて

  1.  AccessReading の積極的活用をどのように考えるか。

A1.町長答弁

笠松町では、障害のある児童・生徒が本来持っている能力が発揮できるよう、又、円滑な学校生活を送ることができるよう環境の

整備に努めたいと考えています。学校へのICT機器整備に併せ、通級指導教室にも機器や教材の導入を検討しています。

 

二町教育委員会が作成される合理的配慮の計画に基づき、

必要であればアクセス・リーディングなどのシステムも取り入れていきたいと考えています。

A1.教育長答弁

「子どもサポートファイル」や「ICT整備」を土台とし、その時々の合理的配慮を考え、そのために必要とあれば、

Access readingも取り入れていきたいと考えています。

 

DAISYシステムを、笠松町地域振興公社が行う「ことばの教室」での積極的な活用について。

A2.町長答弁

このシステムを活用する適正年齢は個人の状態によって異なることから、「ことばの教室」には、これまでどおり子どもの興味のある遊びを通して

の支援を中心に進めていただきたいと考えています。

なお、支援をする側がこうした合理的配慮の考え方のもとで、デジタルに限らずアナログでも環境整備が図れることも承知しておくことは

必要であり、発達支援を理解するため一層の研修に励まなければならないと考えます。

 

Q2.選挙年齢18歳への引き下げについて

 投票率向上・民主主義確立への笠松町での取り組みは?

 選挙年齢引き下げへの羽島郡二町教育委員会での具体的対応は?

A1.町長答弁

近い将来に選挙権を有することとなる中学生を対象に、実際に議会の運営を体験してもらうことは、民主主義を実感できる良い経験となり、

政治や公務員の仕事に関心を持ってもらう良い機会になると思います。

 

中学校においては、模擬議会や模擬選挙による教育も行われているので、選挙資材の貸し出しや出前講座の実施など、

中学校から要請があれば全面的に協力していきたいと思っています。

A1.教育長答弁

3月中旬には、岐阜県教育委員会から、「主権者教育」の手引きが各小・中学校に届くと聞いております。

手引きも参考にしながら、より充実した学習ができるようにしたいと考えています。

 

第 1 号報告 専決処分の報告について

下水道整備事業に関する工事請負契約の契約金額の20%以内かつ1,500万円以内の増減である変更契約の締結。

 

第1 号 専決処分の承認

笠松町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例 納税義務者の負担を軽減するため、個人町民税と特別土地保有税の減免申請に、

 個人番号の記載を要しないこととする規定整備

平成27年度笠松町一般会計補正予算(専決第2号)

 補正額 ,886,000円

 補正後歳入歳出予算額 ,175,352,000円

[主な補正内容]

・個人番号カード交付事務費を増額(212千円増額)

・歴史未来館空調設備の騒音対策費用を増額(1,016千円)

 

 

第 2 号議案 笠松町行政不服審査会設置条例について

町の執行機関の附属機関として「笠松町行政不服審査会」を設置

 

 

第 3 号議案 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例

笠松町行政手続条例の一部改正

笠松町税条例等の一部を改正する条例の一部改正

笠松町情報公開条例の一部改正

笠松町個人情報保護条例の一部改正

笠松町固定資産評価審査委員会条例の一部改正

笠松町手数料条例の一部改正

・不服申立ての種類が「審査請求」に一元化されたことに伴う所要の規定整備

・情報公開と個人情報保護に関する不服申立ては、それぞれ既存の情報公開審査会または個人情報保護審査会に諮問することとし、

 行政不服審査法に基づく審理員による審査の適用除外とする規定整備

・固定資産評価審査委員会の決定書に記載する事項を明確化するとともに、決定書には押印手続を必要とする旨を追加

・審理員に提出された書類や審査委員会に提出された主張書面、資料の写しの交付手数料の設定

 

 

第 4 号議案 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施

行に伴う関係条例の整理に関する条例の一部を改正する条例について

笠松町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正不服申立ての種類が「審査請求」に一元化されたことに伴う所要の規定整備

笠松町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正学校教育法の一部改正により、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行

 う「義務教育学校」が新たな学校の種類として設けられたことに伴う所要の規定整備

 

 

第 5 号議案 笠松町部設置条例の一部を改正する条例について

  1. 企画環境経済部(環境経済課)で担当している「交通安全対策」に関する事務を建設水道部(建設課)に事務移管

  2. 建設課で行っているカーブミラー・ガードレール等の「交通安全施設」に関する事務と担当課を一本化し、

    「交通安全」に関する対策を建設水道部(建設課)に事務移管

  3. 総務課において「防犯上」の観点から対策に取り組んでいる「空家対策」を建設水道部(建設課)へ事務移管

     

第 6 号議案 笠松町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について

地方公務員災害補償法施行令の一部改正に伴い、この条例による傷病補償年金と休業補償が同一の事由により障害厚生年金などと併給される場合に

、給付額に乗ずることとなる調整率を政令と同様の率とする所要の規定整備

 

 

7 号議案 笠松町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について

平成27年の人事院勧告に基づく一般職職員の給与改定の内容を考慮し、議会議員の期末手当の支給割合の引き上げを行う所要の規定整備

 

 

第 8 号議案 笠松町常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

平成27年の人事院勧告に基づく一般職職員の給与改定の内容を考慮し、常勤の特別職職員の期末手当の支給割合の引き上げを行う所要の規定整備

 

 

第 9 号議案 笠松町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

平成27年の人事院勧告に基づく一般職職員の給与改定に関する所要の規定整備【平成27年4月1日適用】

(1)給料表の増額改定

   民間給与と比較し、給料月額を平均0.46%増額改定

(2)勤勉手当の支給割合の引上げ

   民間の支給割合に見合うよう、年間の支給割合を0.1引上げ

 

地方公務員法の一部改正に伴う規定整備

平成28年4月1日から「人事評価制度」を導入し、能力及び実績に基づく人事管理を進めるに当たり、職務給の原則を徹底するため、

給料表の級別の分類の基準となる職務内容を明確化

 

 

第10 号議案 笠松町介護保険条例の一部を改正する条例について

介護保険法施行令の一部改正により、介護認定審査会の委員の任期に関し、原則2年とする任期を、条例で定めるところにより2年を超え3年以下

の期間に拡大することができることとされたことに伴い、その任期を3年とする所要の規定整備

 

第11 号議案 笠松町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関

する基準条例の一部を改正する条例について

 

 

第12 号議案 笠松町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び

運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な

支援の方法に関する基準条例の一部を改正する条例について

厚生労働省令の一部改正に伴い、指定(介護予防)認知症対応型通所介護事業者に対して、利用者とその家族、地域住民の代表者、

町の職員、地域包括支援センターの職員その他知見を有する者で構成する協議会を設置し、地域との連携や運営の透明性を確保するため、

おおむね6月に1回以上、協議会に活動状況を報告し、評価を受けるとともに、必要な要望・助言を聴く機会を設ける

ことを義務付けることとする所要の規定整備

 

 

第13 号議案 笠松町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について

消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律に基づき、消防団員の処遇改善を図るため、消防団員の報酬を増額するなど所要の規定整備

 

 

第14 号議案 笠松町多目的運動場の管理に係る指定管理者の指定について

指定管理者に管理を行わせる公の施設

笠松町多目的運動場A(天然芝) 笠松町江川堤外

笠松町多目的運動場B(人工芝) 笠松町江川堤外

指定管理者として指定する団体

一般財団法人 岐阜県サッカー協会

指定期間

平成28年4月1日から平成31年3月31日まで(3年間)

 

 

第15 号議案 町道の路線認定について

宅地開発により設置された北及地内の私有道路を町道編入することに伴う路線

認定(北及65号線)


第16 号議案 平成27年度笠松町一般会計補正予算(第9号)について

[主な補正内容]

・給与改定による人件費の増額

・マイナンバー制度における他市町との情報連携に向けて、インターネット接続系の分離など情報セキュリティの抜本的強化を行う費用を増額

                                      (業務委託料18,570千円、備品購入費を29,930千円増額)

 

・国の地方創生加速化交付金を活用し、町内店舗や商工会、地元工業高校、金融機関など、産・官・学・金が連携し、本町の貴重な歴史・文化・

 自然資源を最大限に活かした、スマートフォン向けのまちめぐり支援アプリを開発し、アプリと連動した様々なイベントを開催することにより、

 町内外から多くの人、特に若者が集まる仕組みを創出し、新たなまちの賑わいと活性化を図る事業を展開する費用を増額38,000千円増額)

 

・下羽栗日赤奉仕団、愛馬会、大栄食品株式会社からの指定寄附を社会福祉基金に積立てを行う増額・賃金引上げの恩恵が及びづらい低年金受給者

 の支援を行うため、低所得の高齢者を対象に年金生活者等支援臨時福祉給付金の交付費用を増額5,044千円増額)

・レジ袋有料化還元基金寄附金を同基金に積立てを行う増額75千円増額)

・社会医療法人蘇西厚生会松波総合病院からの指定寄附を多目的運動場の維持管理費用に財源充当1,000千円増額)

・その他事業完了に伴う契約差金など不用額の減額

 

第17 号議案 平成27年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について

 補正額          ▲4,405,000円

 補正後歳入歳出予算額 3,286,078,000円

[主な補正内容]

・給与改定による人件費の増額

・その他事業精算に伴う所要の補正

 

第18 号議案 平成27年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について

 補正額 ▲1,210,000円

 補正後歳入歳出予算額 232,124,000円

[主な補正内容]

・後期高齢者医療広域連合納付金の額確定に伴う増額

・「ぎふ・すこやか健診」「はしま・さわやか口腔健診」の事業精算に伴う健診費用の減額

 

 

 

第19 号議案 平成27年度笠松町介護保険特別会計補正予算(第4号)について

 補正額 4,628,000円

 補正後歳入歳出予算額 1,770,629,000円

[主な補正内容]

・給与改定による人件費の増額

・施設介護サービス費、高額介護サービス費など保険給付費を増額

・その他事業精算に伴う所要の補正

 

第20 号議案 平成27年度笠松町下水道事業特別会計補正予算(第4号)について

 補正額 ▲19,097,000円

 補正後歳入歳出予算額 942,909,000円

[主な補正内容]

・給与改定による人件費の増額

・木曽川右岸流域下水道維持管理負担金の額確定に伴う減額

・その他事業精算に伴う所要の補正

第21号議案 平成28年度笠松町一般会計予算

 歳入歳出予算総額 7,182,600,000円

  対前年度増減額 416,400,000円(6.15%)

 

 

第22号議案 平成28年度笠松町国民健康保険特別会計予算

 歳入歳出予算総額 3,174,071,000円

対前年度増減額 ▲29,596,000円(▲0.92%)

 

 

第23号議案 平成28年度笠松町後期高齢者医療特別会計予算

 歳入歳出予算総額 249,816,000円

  対前年度増減額 16,482,000円(7.06%)

 

 

第24号議案 平成28年度笠松町介護保険特別会計予算

 歳入歳出予算総額 1,808,542,000円

  対前年度増減額 82,769,000円(4.80%)

 

 

第25号議案 平成28年度笠松町下水道事業特別会計予算

 歳入歳出予算総額 1,071,163,000円

  対前年度増減額 112,368,000円(11.72%)

 

 

第26号議案 平成28年度笠松町水道事業会計予算

 歳入歳出予算総額 404,256,000円

対前年度増減額 ▲11,047,000円(▲2.66%)