議会報告1606-1
平成28年第2回笠松町議会定例会が下記日程で開催されました。
第 2 号報告 専決処分の報告について
第 3 号報告 繰越明許費繰越計算書の報告について
第 34 号議案 専決処分の承認について
第 35 号議案 監査委員の選任同意について
第 36 号議案 羽島郡二町教育委員会委員の選任同意について
第 37 号議案 人権擁護委員候補者の推せんについて
第 38 号議案 笠松町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
第 39 号議案 笠松町地域包括支援センターの職員等に関する基準条例の一部を改正する条例について
第 40 号議案 平成28年度笠松町一般会計補正予算(第2号)について
第 41 号議案 平成28年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
第 42 号議案 平成28年度笠松町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
第 43 号議案 平成28年度笠松町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
第 1 号提出 平成27年度笠松町土地開発公社決算に関する書類の提出について
第 44 号議案 平成28年度笠松町一般会計補正予算(第3号)について
平成28年第2回笠松町議会定例会一般質問
1.特別支援教育のについて
①特別支援計画の実行について(二町教育委員会としての対応について)
2.難病対策について
①・県が実施する骨髄移植ドナーへの補助事業に対する笠松町の方針について
3.学校施設について
①・各小中学校のトイレについて(学校による格差是正と総合点検について)
1.特別支援教育のについて
①特別支援計画の実行について(二町教育委員会としての対応について)
二町教育委員会には、特別支援教育について大変ご理解をいただきここ数年での取り組みには感謝申し上げます。
特に今年度からは、特別支援が必要な児童・生徒に対し一人ひとりに特別支援計画を策定していていただいています。
これには、
個人名・生年月日・家族状況・療育、障がい者手帳取得の有無に加え
本人の状況(主たる障がい名)
諸検査の履歴と検査機関及び検査官名および結果と所見
各経過学校名クラス、担任名
相談履歴
心理検査履歴と結果
具体的状況支援目標
支援内容
評価
個別の教育支援計画(関係諸機関との連携)
となっています。
書式としては充分な内容が考慮されていますが実際の現場との間に認識に対し乖離がある様に思われてなりません。
そこで今回の質問は、先ずは
計画の立案責任部署(教育委員会と学校現場)、各学年、各学級への展開方法及びその検証方法はどの様になっているか?教育委員会としては、現状をどのように把握しているか?
また、発達障がいに対する現場の先生方への認識をどのように展開しているか?
お答え下さい。
2.難病対策について
①・県が実施する骨髄移植ドナーへの補助事業に対する笠松町の方針について
平成24年9月6日造血幹細胞の移植を推進するための法律が国会で成立しました。「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」
この法律が成立したことで、骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植うち、患者が治療法選択に繋がることになり、実施体制が整備されることになりました。潜在移植希望に対し供給が追いつていないのが実情です。
骨髄バンクのデータによると岐阜県に於ける登録者数な平成28年4月末の速報値で都道府県別ランクでは人口千人当たりでは、5.28人と低い方から五番目のランクです。
今年度の岐阜県では、骨髄移植ドナー等助成事業費補助金を新規事業として始めました。
公開されている予算要求資料によりますと
(1)要求の趣旨(現状と課題)
骨髄移植ドナー等助成事業(実施主体:市町村)
市町村が行う骨髄・末梢血幹細胞の提供者並びに当該提供者を雇用している事業所に対する助成を対象とし、経費は骨髄・末梢血幹細胞の提供者に対する提供に要した日数に応じた助成額とする。ドナー休暇を取り入れている企業が少なく市町村単位での助成も少ないため、県が補助することによって、より多く方にドナー登録をしていただくことを目的とする。
(2)事業内容
・補助金
ドナー 20,000(円)×7日×1/2×8人=560,000円
事業所 10,000(円)×7日×1/2×8か所=280,000円 合計840千円
(3)県負担・補助率の考え方
県1/2 市町村1/2
になっておりますが、事業所向けの補助事業は見送られた様で有ります。
現在県内で助成事業を行っている自治体は、岐阜市、大垣市、瑞浪市、土岐市、養老町の様で有ります。
笠松町でもドナー確保に積極的に取り組む姿勢として、県の補助事業活用した助成事業をスタートさせてはどうでしょうか?
また、他の自治体の要項を参考に年度当初への遡及適応や、県が見送った事業所への助成事業も視野にいれてはどうでしょうか?瑞浪市では事業所向けも行われております。お答え下さい。
笠松町においてドナー登録数や提供希望者数などは把握されていますか?
岐阜市
健康部地域保健課 058-252-7191
大垣市
保健センター 0584-75-2322
瑞浪市
民生部健康づくり課 0572-68-9785
土岐市
保健センター(健康増進課)0572-55-2010
養老町
保健センター 0584-32-9025
3.学校施設について
①・各小中学校のトイレについて(学校による格差是正と総合点検について)
今回の質問の発端は、松枝小学校の学校外関係者から一年生が一人でトイレに行けないと言う話をお聞きしました。そこで各方面の関係者へお聞きしたところ、トイレが非常に暗く恐ろしい、臭いがきつく掃除してもよくならない、に加え、洋式便器の数が少なく和式では使用できない低学年が増えている様で有ります。
そこで町内の小中学校四校を廻り、トイレの状況を見せていただき状況をお聞きしたところ下記の様な事が解りました。
松枝小学校
・西舎は私が小学校6年生の時に竣工した物で、そのとき以来大規模改修は行われていない。
・各トイレには洋式便器一基はあるが、それ以外は和式である。低学年では使えない児童もいる。
・トイレが臭く、「こんなに掃除しても臭いがなくならない」と児童が話す。
・雰囲気が暗く怖がる低学年児童がいる。
・トイレに行けず、大便をおしりに挟んだままの児童がいる。
・多目的トイレが体育館(旧勤体)にしかなく、しかも詰まっていて通常時使用禁止になっている。公舎から体育館まで車いすで行くのは困難を極める。
笠松小学校
・大規模改修が行われており、とても良い状態に保たれている。
・北舎トイレは、改修が行われていない。
下羽栗小学校
・多目的トイレとシャワールームが併設されているが、入り口が狭く車いすが入れないと指摘された。
・多目的トイレとシャワールームの間に段差がある。(バリアフリーになっていない)
・職員トイレが改修されていない。
・手洗い水栓がが自動水栓でよく故障するので、小学校には自動水栓は必要ないのではないか?
笠松中学校
・耐震工事の時に大規模改修が行われており、特に大きな問題は見あたらなかった。
これらの事を受けて、一度トイレの総点検を行っていただきたいと考えています。
私が見る限り、松小の西舎1階の一年生使用のトイレの改修が最も優先度が高いと思われます。その時には多目的トイレも再考する必要があると考えています。
次は、下小の多目的トイレのバリアフリー化と考えます。
トイレが快適に使用できると言うことは、学校生活に於いて重要な事だと考えています。私たちが木造校舎で学んだ時代とは大きく社会が変わって来ています。トイレの改修には多額の予算を要するのもよくわかりますので、最も優先度が高い物から順次計画を立てていただきたいと考えていますが、お考えをお聞かせ下さい。
平成28年第2回笠松町議会定例会一般質問答弁論旨
1.特別支援教育について
① 特別支援計画の実行について
A(教育長答弁)
平成19年度から特別支援教育の充実策が講じられ、発達障がいのある児童生徒も含めた障がいのある児童生徒一人一人に対する支援の質を一層高めることに重点をおきました。学校の特別支援教育の推進にリーダーシップを発揮できる教員、特別支援コーディネーターが位置付けられ、全校的な取組が始まりました。
平成24年に「発達障害者支援法」が改正され、羽島郡では一人一人の継続した教育支援はどうあったら良いかを考えて教育支援委員会を設置しました。
平成24年度に発達障がいの児童生徒を対象とした通級指導教室を東小学校に開設し、平成27年度には笠松小学校にこの通級指導教室を開設しました。
昨年度末に、すべての障がいがある児童生徒に対して早期からの継続的な支援が必要だとして、福祉部局と教育委員会が一緒になって、「手と手をとりあって」という“子どもサポートファイル”の作成にこぎつけました。
これは、責任部局はどこだという論議ではなく、幼少期から保護者と園や学校一行政が互いの共通理解のもと、お話いただいたような必要な事項を互いに記入し、お互いの協力のもとで一貫したサポートを保護者と手と手をとりあってできるようにしたものです。
作成したサポートファイルが活用されるように、本年度の教育支援連絡協議会で関係者が共通理解をした段階でございます。現場との間に認識に対する乖離があるというご指摘ですが、現在は共通理解の階であることをご理解いただけたらと思っています。各学校の特別支援コーディネーターを中心に研修を進め、効果的な活用を図ってまいりたいと考えています。
乳幼児から就労までの支援が一貫して共通理解のもとで行われるように教育委員会としましても努力をしてまいりたいと考えています。
1. 難病対策について
1 県が実施する骨髄移植ドナーヘの補助事業に対する笠松町の方針について
Q1 笠松町の助成制度の実施について
A (町長答弁)
議員のご質問のとおり、本年4月から、岐阜県では勤務事業所にドナー休暇制度がない場合、骨髄等を提供した方(ドナー)に対し
① 健康診断に係る通院
② 自己血貯血に係る通院
③ 骨髄等の採取に係る入院等を対象に、
1日につき2万円を上限とし、最大7日間の補助を行う市町村に対し、その1/2の額を補助する事業が始まりました。
この事業は、年々骨髄バンクの新規登録者が減少しているという現状に対し、ドナーの負担を軽減し新規登録者を増加させるという狙いから導入されたもの
です。
町としましても、この趣旨には賛同するものであり、一人でも多<の新規登録者が増加するよう、ドナーの負担軽減を図るため、年度当初への遡及適応も含め、今年度から実施していきたいと考えております。
Q2 事業所に対する町単による助成(休業補償的な助成)。
A (町長答弁)
先ほど県が実施する骨髄移植ドナーヘの補助事業制度についてご説明しましたが、この制度の対象はドナーのみとなっており、ドナーが務める事業所へ の補助は対象となっておりません。
しかしながら、議員ご提案の、事業所に対する町単の助成につきましては、ドナー休暇制度がない事業所において、ドナーの休暇を取得しやすくするための環境整備としては必要なことと考えますので、町としましても、ドナーヘの補助と合わせて、事業所への補助も実施していきたいと考えております。
Q3.ドナー登録数や提供希望数把握されていますか。
A(町長答弁)
骨髄バンクからの情報しか把握できませんので、岐阜県としてのドナー登録者数や移植希望者数、提供者数(ドナー)、移植患者数しか把握できていないのが現状です。
3学校施設について
1 各小中学校のトイレについて
Q 1 最も優先度が高い物から順次計画を立てていただきたいと考えていますが、町長のお考えをお聞かせ下さい。
A(町長答弁)
学校施設・設備については、普段から安全点検等を小中学校において行っていただいており、学校生活に支障がないように修繕等の対応に努めております。 また、各学校における施設改善要望に順位付けされた項目に沿って学校と協議し、改修を実施しております。
小中学校からの要望や、現地調査によって状況を把握しているところですが、学校生活で支障が生じる箇所から優先的に改修を行っているため、小中学校間で改修状況は異なっております。
トイレの改修については、学校全体の状況を見据えながら、計画的に改修を行ってまいりたいと考えております。
笠松町では、議事録を全文筆記にて町公式ホームページ内で一般公開を行っています。笠松町トップページ右側「笠松町議会」のアイコンから入って戴き( HYPERLINK "http://www.town.kasamatsu.gifu.jp/organization_list/gikaijimukyoku/"http://www.town.kasamatsu.gifu.jp/organization_list/gikaijimukyoku/)
下にスクロールいただき「議会会議録」の議会種別から入って下さい。
アドビリーダーが必要です。無償で提供されていますので、ダウンロードしてご使用ください。
今回の一般質問は、下記URLにて見ることが出来ます。
HYPERLINK "http://www.town.kasamatsu.gifu.jp/docs/2016061700023/files/H28-2teireikai-2gou-H280614.pdf"http://www.town.kasamatsu.gifu.jp/docs/2016061700023/files/H28-2teireikai-2gou-H280614.pdf
下記にコピーして掲載致しますので、ご一読いただければ幸いです。
日程第1 一般質問
○議長(岡田文雄君) 議事日程第1、一般質問を行います。
通告順に、順次質問を許します。
4番 川島功士議員。
○4番(川島功士君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い質問させていただきますが、その前に一言だけ、4月14日から21日に起きました熊本地震に被災されました方の一日も早い復興と、お亡くなりになられた方の御冥福をお祈りいたしますとともに、2001年6月8日に起きました池田小学校の襲撃事件をもとに、うちの町でも学校安全サポーター制度ができ、皆さんの御尽力により、今は大きな事件も事故も起きていないという状況であります。このままこういった平穏な日々が続きますことと、被害に遭われました方の心の傷が一日も早く癒えることをお祈りいたしまして一般質問に移りたいと思います。
今回は特別支援教育についてと難病対策について、そして学校施設についての3点を質問させていただきます。
まず、特別支援教育について、特別支援計画の実行について、二町教育委員会としての対応についてということで質問させていただきます。
二町教育委員会には、特別支援教育について大変御理解をいただき、ここ数年での取り組みには本当に心から感謝申し上げております。
特に、今年度からは特別支援が必要な児童生徒に対し、一人一人に特別支援計画を策定していただいております。これには個人名、生年月日、家族状況、療育・障害者手帳取得の有無に加え、本人の状況、主たる障害名、諸検査の履歴と検査機関及び検査官名及び結果と所見、各学校名、クラス、担任名、相談履歴、心理検査履歴と結果、具体的状況支援目標、支援内容、そして評価、個別の教育支援計画、関係機関との連携などが記載されております。書式としては十分な内容が考慮されていますが、実際の現場との間の認識に対して乖離があるように思えてなりません。
そこで、今回の質問は、まずは計画の立案責任部署、教育委員会と学校現場、そして各学年、各学級への展開方法及びその検証方法はどのようになっていますか。教育委員会としては、現状をどのように把握していますか。
また、発達障害に対する現場の先生方への認識をどのように展開しているのかを質問いたします。
2番目、難病対策についてであります。
県が実施する骨髄移植ドナーへの補助事業に対する笠松町の方針についてということで質問させていただきます。
平成24年9月6日、造血幹細胞の移植を推進するための法律が国会で成立しました。移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律がそうです。この法律が成立したことで、骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植のうち、患者が治療方法選択につながることになり、実施体制が整備されることとなりましたが、潜在移植希望者に対して供給が追いついていないのが実情です。
骨髄バンクのデータによると、岐阜県における登録者数は、平成28年4月末の速報値で、都道府県別ランキングで人口1,000人当たり5.28人と、低いほうから5番目のランクです。今年度の岐阜県では、骨髄移植ドナー等助成事業補助金を新規事業として始めることになりました。
公開されています予算要求資料によりますと、「要求の趣旨、現状と課題」と題しまして、骨髄移植ドナー等助成事業実施自治体は市町村、市町村が行う骨髄末梢血幹細胞の提供者及び当該提供者を雇用している事業所に対する助成を対象とし、経費は骨髄末梢血幹細胞の提供者に対する提供に要した日数に応じた助成額とする。ドナー休暇を取り入れる企業が少なく、市町村単位での助成も少ないため、県が補助することによって、より多くのドナー登録をしていただくことを目標とする。
事業内容といたしまして、補助金、ドナーに2万円掛ける7日間の2分の1、事業所として、1万円掛ける7日間の2分の1が県の補助であります。県負担が2分の1になっていますが、事業所向けの補助事業は見送られたようであります。
現在、県内での助成事業を行っている自治体は、岐阜市、大垣市、瑞浪市、土岐市、養老町のようでありますが、笠松町でもドナー確保に積極的に取り組む姿勢として、県の補助事業を活用した助成事業をスタートさせてはいかがでしょうか。
また、他の自治体の要綱を参考に、年度当初への遡及適用や、県が見送った事業所への助成事業も視野に入れてはどうでしょうか。瑞浪市では事業所向けも行われております。これについての考え方をお答えください。
また、笠松町において、ドナー登録者数や提供希望者などは把握されておりますか、これも質問いたします。
3つ目の学校施設についてであります。
各小・中学校のトイレの現状についての把握と、その対策についてでありますが、今回の質問の発端は、松枝小学校の学校外関係者から、1年生の児童が1人でトイレに行けないというお話をお聞きしました。そこで、各方面の関係者へお聞きしたところ、トイレが非常に暗く恐ろしい、においがきつく、掃除してもちっとも直らない、それに加え洋式便器の数が少なく、和式では使用できない低学年がふえているようであります。
そこで、町内の小・中学校4校を周り、トイレの状況を見せていただき、お聞きしたところ、下記のようなことがわかりました。
松枝小学校では、西舎は私が小学校6年生のときに竣工したもので、そのとき以来、大規模改修は行われていません。各トイレには、洋式便器1基はあるんですが、それ以外は和式であり、低学年では和式のトイレが使えない児童も多くなっている。トイレが臭く、こんなに掃除してもにおいがなくならないと児童が先生に話す。雰囲気が暗く、怖がる低学年児童が多い。トイレに行けず、大変困っている児童が多い。多目的トイレが体育館の西、旧勤体ですね、そ
こにしかなく、しかも詰まっていて、通常使用禁止になっている。松枝小学校を御存じの方はわかると思うんですけど、校舎から体育館まで車椅子で行くのは大変困難なことであります。
笠松小学校では、大規模改修が行われており、とてもいい状況が保たれていると思います。
北舎トイレの改修が行われていないので、通級教室の子供たちが困っているということはありますが、屋根のついた渡り廊下があるため、そんなに緊急ではないと思っております。
下羽栗小学校については、多目的トイレとシャワールームが併設されていますが、入り口が狭く、車椅子が入れないと指摘されました。多目的トイレとシャワールームの間に段差がある、バリアフリーになっていません。職員トイレだけ改修が行われていません。手洗い水栓が自動水栓で、よく故障する。小学校には自動水栓は必要ないのではないかと思っております。
笠松中学校においては、耐震工事のときに大規模改修が行われており、特に大きな問題点は見当たらなく、使用する側も大きくなっているので、そんなに問題なく使用されていると思います。
これらのことを受けて、一度トイレの総点検を行っていただきたいと考えています。私が見る限り、松小の西舎1階の1年生使用のトイレの改修が最も優先度が高いと思われます。そのときには、多目的トイレも再考する必要があると考えております。次は、下小の多目的トイレのバリアフリー化ではないかなと思っております。トイレが快適に使用できるということは、学校生活において重要なことだと考えています。私たちが木造校舎で学んだ時代とは大きく社
会が変わってきています。トイレの改修には多額の予算を要するのはよくわかりますので、最も優先度が高いものから、順次計画を立てていただきたいと考えていますが、お考え方をお聞かせください。
これで1回目の質問を終わります。
○議長(岡田文雄君) 4番 川島議員の質問に対する答弁を求めます。
広江町長。
○町長(広江正明君) それでは、川島議員さんからの質問にお答えしたいと思います。
まず、難病対策についての中で、骨髄移植ドナーへの補助助成制度の実施についてのお尋ねでありますが、これは議員の御質問のとおり、本年4月からこの岐阜県では勤務事業所に、いわゆるドナー休暇制度がない場合、骨髄等を提供した方に対して、健康診断に係る通院や、自己血貯血に係る通院や、骨髄等の採取に係る入院等を対象にして、1日2万円を上限として7日間の補助を行う市町村に対して2分の1を県が補助するという制度が始まりました。
この事業は、年々骨髄バンクの新規登録者が減少しているという状況に対して、ドナーの方の負担を軽減して、新規登録者を増加させるという狙いから導入されたものでありますが、町としてもこの趣旨には賛同するものであり、やはり一人でも多くの新規登録者が増加するように、ドナーの負担軽減を図るために、この年度当初への遡及適応も含めて今年度から実施をしていきたいと考えております。
そしてまた、事業所に対する町単の助成に対してはどうなのかという御質問でありますが、これは今申し上げた県が実施するドナーへの補助事業制度については説明させていただきましたが、この制度の対象はドナーのみとなっており、ドナーが勤める事業所への補助は対象となっておりません。議員が御提案の事業所に対する町単独助成については、ドナーの休暇制度がない事業所においては、やはりドナーの方の休暇を取得しやすくするための環境整備としては
必要なことと考えていますので、町としてもドナーへの補助とあわせて、事業所への補助も実施していきたいと考えております。
そういう中で、ドナーの登録数や、あるいは提供希望者数などを把握しているかという御質問でありますが、今、私どもにそういう窓口がないだけに、骨髄バンクからの情報しか把握はできておりませんので、岐阜県としてのドナー登録者数や、移植希望者数、ドナーや移植患者数しか把握できていないのが現状であります。
次に、学校施設の御質問であります。小・中学校のトイレについての考え方を御質問いただきましたが、この学校施設や整備につきましては、ふだんから私どもは安全点検等を小・中学校において行っていただいておりますし、学校生活に支障がないように修繕等の対応には努めております。
また、各学校における施設改善要望に順序づけをされた項目に沿って、学校とも協議をしながら改修を実施しております。議員御指摘のトイレにつきましても、小・中学校からの要望や、現地調査によって現状を把握しているところでありますが、学校生活で支障が生じる箇所から優先的に修繕を行っておりますので、小・中学校間で多少改修状況は異なっている部分があると思います。
しかし、このトイレの改修については、学校全体の状況を見据えながら計画的に改修を行ってまいりますので、またいろんな情報を教えていただきながら対応を考えてまいりたいと思っております。
○議長(岡田文雄君) 宮脇教育長。
○教育長(宮脇恭顯君) 特別支援教育について、個別の支援計画の実行についてお答えをさせていただきます。幾つも御質問いただきましたが、まとめて回答させていただきたいと思います。
平成19年度から特別支援教育として、その充実策が講じられました。このときの課題は、発達障害のある児童生徒も含めた障がいのある児童生徒一人一人に対する支援の質を一層高めるということでございました。全校的な支援体制、個別の指導計画、個別の教育支援計画の作成と活用、教職員の指導体制の整備や教員の専門性の向上に取り組むこととされました。
学校の特別支援教育の推進にリーダーシップを発揮できる教員、特別支援コーディネーターの任命がこのときからようやく始まり、全校的な取り組みが始まったところでございます。
平成24年に乳幼児期から成人までの地域における一貫した支援の促進を狙いとして、発達障害者支援法が改正され、羽島郡では就学指導委員会として行っていました適正な就学についての議論だけではなくて、一人一人の継続した教育支援、これはどうあったらいいかを考えて、教育支援委員会というふうに名前を変えたところでございます。平成24年度に発達障害の児童生徒を対象とした通級指導教室を東小学校に開設し、27年度には笠松小学校にこの通級指導教
室を開設したところでございます。
特別支援学級の児童生徒の指導には、一人一人の支援計画を持って指導に当たってきましたが、通級指導教室が24年度に設置され、通級指導においても個別の指導計画を立てて指導に当たるようになりました。昨年度末に、全ての障がいがある児童生徒に対して、早期からの継続的な支援が必要だということで、福祉部局と教育委員会が一緒になって、「手と手をとり合って」という子どもサポートファイルの作成にこぎつけたところでございます。こんな結構厚いものでございますが、ファイルにして蓄えることになっています。
この責任部局はどこだという論議ではなくて、幼少期から保護者と園や学校、行政がお互いの共通理解のもと、お話をいただいたような必要な事項をお互いに記入して、協力のもとで一貫したサポートを保護者と手と手をとり合ってできるようにしたものでございます。学校がつくるというものではなくて、保護者もきちんと書き入れていただき、了解しておっていただけるということでございます。
作成したサポートファイルが活用されるように、本年度の教育支援連絡協議会で関係者が共通理解をした段階でございます。現場との間に、認識に対する乖離があるということでございますけれども、現在は共通理解の段階であるということを御理解いただきたいと思っています。
各学校の特別支援コーディネーターを中心にして研修を進め、効果的な活用を図ってまいりたいと考えております。本年度から県の特別支援教育課で、高等学校との接続、高等学校での指導のあり方など研究が始まると聞いております。乳幼児期から就労までの支援が一貫して共通理解のもとで行われるように、教育委員会としても努力をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
〔4番議員挙手〕
○議長(岡田文雄君) 川島議員。
○4番(川島功士君) 大変前向きな答弁をいただきました。
ドナー登録の助成ということに関しては、本当に百点満点の答弁をいただきまして、本当にありがとうございます。実際のところ、数字については、私もネットで公表されている部分については調べていろいろと手元には持っておるんですが、あえて今回はその数字自体は出さなかったわけなんですけれども、今後、もし助成制度ができてくることによって、町でも希望者や提供者の状況というのが把握できるようになるのではないかと思いますので、そういうこと
も検証しながら、どうしていったらいいかということも含めて実施していただきたいと思います。本当にありがとうございます。よろしくお願いします。
あと、学校のトイレの件ですが、ただいま話の中に、計画的に、順次ということでやっているということなんですけれども、本当にそうだと思います。なかなか急に全部というのは難しいと思いますが、ただ、きちんとした改修がもう50年近く行われていないというのは、やっぱりそれで計画があるんですかと言いたくなるんですけど、そのことについてはどうお考えですか。
○議長(岡田文雄君) 広江町長。
○町長(広江正明君) いろいろ学校からの情報も聞きながら、対応して学校全体の施設整備を徐々に進めてきて、その中で大きな耐震工事があって、財政的に大きな支出をした中での継続の中で、やはりトイレに対する要望や考え方というのはあったと思いますけど、私どもはまずそのことよりも命を守ることの整備をすることを優先順位の中でやってきたことでありましたから、今言われたトイレや、あるいはいろんな細かいことについて残っている部分に関しては、やっぱり財政的な計画も立てながら、優先順位をきちっと把握をして対応することは承知をしております。
ただ、30年たったから、40年たったからということだけではなくて、現実にある状況を確認しながらやらせていただきたいと思いますので、今、現実に現地へ行って確認をされた議員の状況も確認をしながら、また学校からの報告も確認しながら、適宜に判断していきたいと思っております。
〔4番議員挙手〕
○議長(岡田文雄君) 川島議員。
○4番(川島功士君) ありがとうございます。
それでは、きちっとした計画を立てていただいて、後々で結構ですので、どんな計画になるかということをお伝えいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それと、教育委員会のほうなんですけれども、宮脇教育長さん、大変真摯にお答えいただきまして、ここ数年での対応というのは、本当に岐阜県内でも多分飛び抜けた状況であると把握しております。一人一人に対して支援計画書をきちっと提出できて、しかも福祉部局と連携がとれているという市町村は多分ほかには余りないのではないかと。県の中でも非常に進んだ取り組みをしていただいているということには、非常に感謝を申し上げます。ありがとうござい
ます。
これはある一例なんですが、昨年度の初めのときにお子さんのところへ先生が家庭訪問にお見えになりました。そのときに、書き写すことができないので、黒板をタブレットか何を持っていって写してはいかんですかという話をしたそうです。
ところが、それは1人だけは無理だからということで、それはできなかったと。そういうことも含めて電子黒板が入って、タブレットが各教室に入ればそういう差がなくなるのかなと考えておるんですけれども。
それから、次に学年が1つ進んで、また次の担任の先生が家庭訪問に来られたそうです。そのときに、字がうまく読めないので、別室による中学校の試験は受けられませんかという話をしました。そうしたら、学年主任の先生に御相談しますということで帰られたんですけれども、数日後、学年主任の先生からお電話があって、おたくのお子さんはどんな病気でどんな症状ですかというお電話でした。これは病気ですかと言われると、多分それだけで保護者の方は悩んでしまうようなお言葉だったと思います。現に、その後にその先生と会われたそうですけれども、そういう個別の支援計画書が出ているということを御存じなかった。学年主任の先生も担任の先生も御存じなかった。記入されているのは、前年度の担任の先生が記入されています。ということになると、確かに今準備段階だよと、それは大変よくわかるんです。本当に先進的な取り組みをされているので、準備段階に手間がかかって、組織全体に伝わるのが時間がかかるというのはよくわかるんですが、子供というのは、その瞬間しかそこにはいないんですね。準備に1年かかりましたといったら、6年生の子はもう中学へ行っちゃっているし、中学3年の子はもう高校に行っているのか、卒業して違うところへ行っているのか、とにかく大人が準備している間、子供は待ってくれないんですよね。取り組みは大変ありがたいんですが、その辺のことについてどうお考えになるのか。現場にどのような指示をされているのかについてお答えください。
○議長(岡田文雄君) 宮脇教育長。
○教育長(宮脇恭顯君) 今、議員から御質問があったように、特別支援学級に在籍している子供であろうと、通常の学級にいる発達障害を抱えて通級指導、またはそれを受けていない子供であろうとも、年度年度にきちんとこの特別支援教育ファイル、いわゆる今回つくりました「手と手をとり合って」がなくても、本来は引き継がれるものであると考えています。そういった議員御指摘のような問題が以後について起こらないように、昨年度末にようやくこれをつくったものでございまして、先ほど議員から御指摘あったように個別の情報が満載しておりますので、これを保護者と学校と、それから関係機関が共有して、お互いに書き入れながら、内容について全ての者が理解しているという形で動くのが理想的ですけれども、これには大変難しいところがたくさんあると思っています。こういうところの整備というのは、これからきちんとしていかないと、これがあるがゆえに子供が適正な支援が受けられないということになってしまってはいけませんので、十分配慮して動きたいというふうに思っています。
学校の教員の研修につきましても、やはり通級指導教室を笠松町には昨年度つくったばかりでございまして、まず保護者の御理解も必要ですし、教員の理解も必要だということは十分承知をしております。
昨年度、特別支援コーディネーター研修会を岐阜聖徳学園大学の安田教授に来ていただきまして、特別支援教育の充実の方向性といったところで、各学校の特別支援コーディネーターの研修を行いました。それをもとに各学校では、発達障害の子たちを含めた学校の特別支援教育の充実について研修を今進めているところでございますが、何せ議員が御指摘されるとおり、一人一人の障がいの程度というのは違いまして、対応の仕方も違うものでございますので、そ
ういったところを十分配慮しながら、一層特別支援教育の充実に努めてまいりいと考えています。
〔
4番議員挙手〕
○議長(岡田文雄君) 川島議員。
○4番(川島功士君) 大変真摯な答弁をありがとうございます。
もう一つ、実は別の学校の別のお子さんなんですが、県ののぞみへ実際に出向いて診断を受けられました。御本人も保護者の方も一緒に診断をお聞きしたそうです。本人はある程度もう大きくなっていますので、就学前のような小さい子ではないので、本人も交えてお話をしたそうです。もうわかっていると思うけれども、あなたは障がいなので、治るということはありませんということをはっきりと言われたそうです。
でも、そこの学校の先生は、頑張れば治るからというふうに声をかけられると、本人も御両親の方も大変傷ついておられます。脳の一部に機能障害があるもんですから、確かに早くから療育をすることによって何かしらの進展があったり、いろんなことがあるというのは事実でありますけれども、そこ自体が治ってしまうということはないようであります。ですので、そういったことも含めて、大変一生懸命取り組んでいただいているのはわかるんですが、一人一人の保護者の方にとっては唯一というか、非常に大切なお子さんであります。準備の最中だということもよくわかるんですが、そういったことに対して、やっぱり配慮のある発言、対応をしていただきたいと心から思うわけなんです。
そういうことの一つとして、今の質問の中にあった検証という部分ですね。実際にどう行われたかというのは、確かにサポートファイルを一緒に見て話し合って、そこに一緒に書き合うということが検証になるのかもしれませんが、その検証を、じゃあ、誰が評価するのかということですね。
デミングサークルというのがあります。行って、検証してチェックを入れて、そして再構築すると。このデミングサークルを回さないと、いろんなことの品質管理というのは、品質は向上していかないと思っております。そういった部分で、教育長はどのようにお考えになりますか、お答えください。
○議長(岡田文雄君) 宮脇教育長。
○教育長(宮脇恭顯君) 事実をもってお話くださいましたので、そういったことがあったという前提でお話をさせていただきたいと思います。まず、一番初めの「頑張れば、あなたは治るよ」という先生の声かけについてでございますが、これは教員の誠意だというふうに私は思っています。一生懸命先生と一緒に、またはみんなで頑張って生活をすれば、自分の発達障害の部分というのは少しずつ、顕在化するんではなくて、それが本人の日常生活のほうからは顕在
化せずに、日常の生活がほかの通常の子たちと同じようにできていきますよ、それに近づいていきますよという先生の激励だと私は捉えています。現実、発達障害であると診断を受けたお子さんが、通常の学級で友達と一緒にごく普通に生活している子たちもございます。多分学校の教員はそういった子たちを見詰めていますので、その子の支援のあり方というものを参考にしながら、この場合についても、頑張れば治るよという表現をしたのではないかと想像します。
ただ、親さんがこのことについて非常に落胆されたということについては、できればその生徒の名前を教えていただければ、学校のほうと対応をきちんと図ってまいりたいと思っています。
それから、この「手と手をとり合って」という子どもサポートファイルの評価ということについてですが、評価というのはゴールをもって評価するものではないと。そのときそのときの子供の成長というものを絶えずみんなで見きわめながら、子供の就学までを見ていこうというのがこのサポートファイルの狙いでございます。したがって、第三者がこの子の指導に、みんながかかわったけど、この指導が適切であったかどうかというようなことは私たちは将来に向
けて考えてはおりませんが、そのときそのときをお互いがかかわり合って、お互いが理解し合って、つまりこれはお母さんが見てもらっても結構ですよと、今ここまで成長していますと。
医師が、こういう支援をしていてくれるのかと、もう一息ここの支援を加えたらどうだというような言葉をかけていただいて、絶えずこれをもとに評価をしながら、本人の自立支援を進めていくというのがこのサポートファイルの狙いでございます。
〔4番議員挙手〕
○議長(岡田文雄君) 川島議員。
○4番(川島功士君) ありがとうございました。
教育長の考え方は大変よくわかりました。例えば、そうして先生のいい意味での激励の言葉だというのも、わからないわけではありません。でも、例えば親さんがそういうふうにとってしまったということに対して、どうしてそうい
うふうにとってしまったかということを検証して、そういう言葉は言ってはいけないというか、違う言い方に変えたほうがいいのではないかということを検証して改めていかないと、次の親さんにまた同じことが起きるんですね。その意味での検証というのを私は申し上げているのであって、一人一人のことというのはみんなが納得して、その中で話し合っていけばいいと思うんですが、同じ過ちを次の子供たちに伝えていかない、同じことをやらないということが大事ではないかなというふうに思っているわけです。そういう意味での検証ということを申し上げさせていただいたんですけれども、今の教育長さんのお考え方がきちっと現場まで伝われば、そういうことはなくなるとは思うんですが、組織としてどう動かすかということです。一人一人の先生というのは、もう現場で本当に追いかけられております。私の長男もことしから教員をやっておりますが、うちに帰ってくるのは毎日12時過ぎです。4月から行って、まともに一日中休んだのは2日、3日ぐらいだったと思います。ほとんどゴールデンウイークも出校して仕事をしておりました。そういった中で、通常の業務にプラスしてそういうことが入ってくるというのは大変現場の状況も私もわかりますし、教育長さんとしても大変苦慮されて一生懸命やっておられるというのはわかるんですが、その部分においてきちっと検証しないと、次のお子さんや次に上がってきた御両親、保護者の方に同じ思いをさせてしまってはいけないと思うんです。一人一人のお子さんの検証ということではなくて、対応について、もしそういう配慮が必要なお子さんや保護者の方に、このときにこんな失敗をしてしまったから、こういうことはしないほうがいいよという検証の方法、それについてはどのようにお考えですか。
○議長(岡田文雄君) 宮脇教育長。
○教育長(宮脇恭顯君) 先ほど御紹介していただきました例につきましては、私は承知をしておりません。その保護者の方が非常に落胆された段階で、教育委員会に直接御連絡いただければ、すぐにでも対応したところでございますが、今お話しになったことは、間違いなくここの中にも記入するようにはしてあります。つまり、気をつけてほしいとか、知ってほしいとか、こういったこともここの中には書けるようになっていますので、もしもそういう状況であれば、
学校の先生に連絡していただいて、そのことを学校の先生にお伝えすると同時に、お母さんのほうから、この内容をここの中にきちんと記録しておいていただけると、これがその後の本人の支援が適正に充実した形で行われるようになるかと思っています。
〔4番議員挙手〕
○議長(岡田文雄君) 川島議員。
○4番(川島功士君) ありがとうございます。
ぜひともサポートファイルを有効に活用して、そういう横とのつながり、それから御本人の成長につながっていくことを祈念いたします。
ただし、先ほども申しましたように、特別支援計画を書かれたのは前年の担任であります。そして、その担任の方は、学年持ち上がりで別のクラスの担任をされているわけですよね。そういう中で、そういう書類があったことも知らないということはやっぱり問題だと思います。ですので、教育長のお考えやお気持ちは十分わかりましたので、今後そういうことが起きないように、ぜひとも御指導していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
これで、質問を終わらせていただきます。
第 3 号報告 繰越明許費繰越計算書の報告について
第 37 号議案 人権擁護委員候補者の推せんについて
第 1 号提出 平成27年度笠松町土地開発公社決算に関する書類の提出について
第 2 号報告 専決処分の報告について
○笠松町税条例等の一部を改正する条例
固定資産税の「わがまち特例(電気事業者による再生可能エネルギー発電設備)」の追加、省エネ改修の減額対象家屋の見直しなど所要の規定整備
○行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の一部を改正する条例
笠松町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の経過措置の見直しに伴う所要の規定整備
○笠松町病後児保育の実施に関する条例の一部を改正する条例
3人以上の児童を現に扶養する多子世帯の経済的負担を軽減するため、当該世帯の病後児保育利用料を無料とする所要の規定整備
○笠松町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例
子ども・子育て支援法施行令の一部改正に伴い、利用者負担額の軽減措置を拡充する所要の規定整備
○笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額の引上げ、低所得者の保険税軽減措置対象の拡充など所要の規定整備
第 34 号議案 専決処分の承認について
○笠松町税条例等の一部を改正する条例固定資産税の「わがまち特例(電気事業者による再生可能エネルギー発電設備)」の追加、省エネ改修の減額対象家屋の見直しなど所要の規定整備
○行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の一部を改正する条例笠松町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の経過措置の見直しに伴う所要の規定整備
○笠松町病後児保育の実施に関する条例の一部を改正する条例3人以上の児童を現に扶養する多子世帯の経済的負担を軽減するため、当該世帯の病後児保育利用料を無料とする所要の規定整備
○笠松町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例子ども・子育て支援法施行令の一部改正に伴い、利用者負担額の軽減措置を拡充する所要の規定整備
○笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額の引上げ、低所得者の保険税軽減措置対象の拡充など所要の規定整備
第 35 号議案 監査委員の選任同意について
委員の任期満了に伴い、引き続き 小林 正明 氏(二見町)を同委員に選任するため、町議会の同意を求めるもの。(任期(4年)が平成28年7月24日をもって満了)
第 36 号議案 羽島郡二町教育委員会委員の選任同意について
委員の任期満了に伴い、松原 宗興 氏(岐南町徳田)の後任に 林 潤美 氏(岐南町下印食)を選任するため、町議会の同意を求めるもの。
第 37 号議案 人権擁護委員候補者の推せんについて
委員の任期満了に伴い、杉山 詞一 氏(円城寺)を引き続き同委員候補者として、廣瀬 とし子 氏(長池)の後任の委員候補者として 纐纈 英子 氏(田代)を推せんするため、町議会の同意を求めるもの。
第 38 号議案 笠松町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、家庭的保育事業所の「職員の配置基準」、「施設の特別避難階段に係る基準」など所要の規定整備
第 39 号議案 笠松町地域包括支援センターの職員等に関する基準条例の一部を改正する条例について
介護保険法施行規則の一部改正による「主任介護支援専門員」の更新制度導入に伴い、笠松町地域包括支援センター職員に関する基準の所要の規定整備
第 40 号議案 平成28年度笠松町一般会計補正予算(第2号)について
補正額 ▲72,760,000円
補正後歳入歳出予算額 7,116,312,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正(一般会計分9,328千円:特会を含めた前会計分1,897千円:水道事業会計▲2,717千円)
・岐阜バス・バス停協力協議会が管理している「中野バス停」の設置に関する同協議会補助金を増額
・「レンタサイクル社会実験」を9月から11月頃にかけて実施する費用を増額(26,439千円)
・篤志者からの指定寄附を社会福祉基金に積み立てるため、積立金を増額(9千円)
・美笠北公園内に時計台を設置する費用を増額(1,998千円)
・岩田 市藏 氏からの寄附を活用し、松枝小学校図書室の空調設備と遊具の改修を実施する費用、笠松中学校の1・2年生と特別支援教室の下駄箱の改修を行う費用を増額
・新学校給食センターの建設予定地の用地造成工事費用を増額
・9月24日に笠松町で行われる全国レクリエーション大会(キンボール)の横幕を設置し機運を盛り上げるとともに、参加者の満足度の向上を図るため、会場(笠松中学校体育館)入口付近を花で装飾するほか、ドリンクサービスでおもてなしをする費用を増額(210千円)
第 41 号議案 平成28年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
補正額 ▲2,201,000円
補正後歳入歳出予算額 3,171,870,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正減額(▲1,996千円)
・平成30年度の国民健康保険の都道府県化に伴うシステム改修費用を増額(41千円)
第 42 号議案 平成28年度笠松町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
補正額 ▲1,862,000円
補正後歳入歳出予算額 1,806,680,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正減額(▲1,996千円)
・介護保険システム導入端末の追加整備に伴う費用を増額(134千円)
第 43 号議案 平成28年度笠松町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
補正額 ▲80,000円
補正後歳入歳出予算額 1,071,083,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正減額(▲80千円)
第 44 号議案 平成28年度笠松町一般会計補正予算(第3号)について
補正額 756,000円
補正後歳入歳出予算額 7,117,068,000円
[主な補正内容]
・笠松小学校講堂の屋根修繕工事費用を増額(756千円)
【報告】
・専決処分の報告
円城寺処理分区(15工区)管渠埋設工事請負契約の一部変更
財物事故に関する損害賠償の額
・平成27年度笠松町一般会計繰越明許費繰越計算書
【提出】
・平成27年度笠松町土地開発公社決算