議会報告18-06-01
平成30年第2回笠松町議会定例会
第 6 号選挙 木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員選挙について
第 2 号報告 専決処分の報告について
第 3 号報告 繰越明許費繰越計算書の報告について
第 34 号議案 平成29年度笠松町一般会計補正予算(専決第2号)の専決処分の承認について
第 35 号議案 笠松町税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認ついて
第 36 号議案 笠松町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について
第 37 号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について
第 38 号議案 羽島郡二町教育委員会委員の任命同意について
第 39 号議案 笠松町税条例等の一部を改正する条例について
第 40 号議案 笠松町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
第 41 号議案 笠松町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
第 42 号議案 平成30年度笠松町一般会計補正予算(第2号)について
第 43 号議案 平成30年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
第 44 号議案 平成30年度笠松町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
第 45 号議案 平成30年度笠松町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
第 46 号議案 平成30年度笠松町水道事業会計補正予算(第1号)について
平成30年第2回笠松町議会定例会一般質問
子育て支援について
・助産師活用について
・妊娠初期から就学以降までの切れ目無い支援について
今回の質問に至った経緯には、いくつかの出会いやこれまでの一般質問や議員活動、最近の出来事の積み重ねが有ります。
先ずは、友人が依頼された「笠松町歴史未来館」三周年記念の笠松町イメージビデオを桜満開の3月最終週にみなと公園で撮影中の事です。
偶然声を掛けてモデルをお願いし、快諾して頂いた方が助産師さんでした。
そのすぐ後に、再度その方にお会いし「助産師」として笠松町で貢献出来る事について、担当職員と一緒にお聴きしたのがきっかけの一端です。
それは「笠松町が子どもを安心して産み育てる事ができる街にしたい」と言う想いに他なりませんでした。
その事について数々の方にご意見をお聞きしたり、想いを巡らせている最中、一つのお話しをお聴きしました。
笠松小学校に開設している通級教室が5月最終週になっても開級しておらず、4月当初に「開級延期」の連絡が来て以来何も連絡がなく不安だけが
どんどん右肩上がりで上昇し、保護者のみなさんのSNSの中出では雪だるま式に増大しているという事でした。
もう一つは、給食センターが新しくなって、箸を時前で用意することなくセンターの物を使う事になったのですが配膳された箸に汚れがあり、
児童生徒が使いたくないと言っているとの事でした。
これらの事を考える時、「安心して子どもを産み育てる」環境とは言えないのでは無いだろうかと言う事です。住空間としての物理的環境や
“地の利“については、笠松小学校北側の住宅用地の折り込み広告で示された様に、鉄道・学校・公園・商業施設等充分な魅力が示されています。
次は、政策による安心を加える事で本当に「安心して子どもを産み育てる」事ができる街にしていけるのではないでしょうか。
第五次総合計画 基本方向1 いのち輝くやさしいまち、政策 3−(1)子育て支援の推進で示された 基本方針に示されているように
「効率的な保育サービスやきめ細やかな児童対策を推進し、保健、福祉、教育、医療など総合的に支援体制の充実を進めていきます。」とあります。
更には、主な取り組みとして ○母子保健事業の推進 ○学校保健との連携による一貫した健康管理体制の推進と有ります。
先程示した実例と第5次総合計画の指し示す方向を考える時、まさしく「安心して子どもを産み育てる」と言う事に他ならないと考えられます。
通級教室の件などは、とても安心して子どもを産み育てる状況には無いのではないでしょうか?
通級教室に子どもを通わせておられる保護者の方に言わせれば「切れ目だらけで」と言われておられました。
切れ目無い支援の継続こそが安心して子どもを育てる環境だと考えられます。
もう一つ興味深いお話しをお聴きしました。0歳児、三歳未満児の時点では保育所に通園するのですが
三歳になると幼稚園に替わったしまうと言う事です。
これにはどんな理由が有るのかと地域振興公社に調査してもらった所、以下の様な結果をいただきました。
・保護者(母親)の就労時間が短いか、就労に就いていない場合で、またフルタイムの仕事でないと、保育園に入所できないと思っている。
・お金に余裕がありオプションで習い事ができ、お金を出してでも 習い事をさせたい
・兄弟、友達が幼稚園に通っている、又は保護者も入園していた。さらに幼稚園というブランドがほしい。
・最初から幼稚園の入園希望であるが、未満時は入園できないのでまず保育所に入所する。
・幼稚園の定員がオーバーして入園出来ないときは、まず保育所に入所して次年度に幼稚園に入園する。
・三人目の保育料が無料のときは保育所で、対象でなくなると幼稚園に入園する。
・保育料が高いと思っているが、オプションなどを入れると幼稚園のほうが高くなると思われる。
・保育環境や給食また安心安全な保育をホームページやお便りで周知する必要がある。
これを読むと、保育料の軽減が少子化の王手とは考えられないのです。
それよりも、もっと大切なのは笠松町では切れ目無く子どもを産み育てる事を支援してくれるまちだと確信したもらう事だと考えます。
そんなマインドの部分を醸成するのは抽象的で難しいのかも知れません。そこで物理的に継続されるシステムを作る事が得策だと考えます。
妊娠が確定した時に配布される母子手帳と保育所で作成される保育記録、学校で作成される成績表や健康記録などを一元的にまとめ、
切れ目無く継続される物理的方法を考えてはどうでしょうか?町長のお考えをお聞かせ下さい。
また、継続できる支援の出発点として、助産師さんを活用して産前産後ケアーを始めてはどうでしょうか。
笠松町周辺の自治体では助産師さんを活用して新生児訪問等を行っています。
母子手帳をもらった時点でMy助産師さんを決めて母子共に何でも相談出来る体制を整えてはどうでしょうか?
初産婦さんの不安を取り除く事が、母子共に健康にお産に望む事に繋がり、安心して子どもを生んでいただき事ができるのでは無いでしょうか?
笠松町では、先ず手始めにプレパマグラブなどで助産師さんの存在や後援、相談事業から始めて見てはどうでしょうか?町長のお考えをお聞かせ下さい。
1 子育て支援について
2 妊娠初期から就学以降までの切れ目無い支援について
Q1 母子手帳、保育所での保育記録、学校で作成される成績表や健康記録などを一元的にまとめ、切れ目無く継続される物理的方法について
A
町では、第5次総合計画に示してありますように、「みんなで子どもを見守り、育てるまち」を目指していくべく、
保健、福祉、教育、医療などにおいて、総合的に子育て支援体制の充実を図るとともに、保育所(園)、小学校、中学校につきましては、
進学・進級等の節目の時期に、切れ目無く支援が継続できるよう、情報共有一連携が図られるなど、
子どもの健全育成に向けた環境づくりを推進しております。
一方、各家庭の子育て環境につきましては、核家族化の進展、共働き家庭の増加、多様化する就業形態、
さらにはヽお子さんの成長具合や特性などにより様々であり、保護者の皆さんは、多種多様な心配事、困り事などを抱えながら、
子育てをされていると思われます。
そのような状況の中で、町では、保護者の皆さんが安心して子育てしていただけるよう、様々な相談の対応や、
子育てに関する情報の提供を行っておりますが、今後、更なる安心して子育てができるまちづくりを進めていくためには、
切れ目無<子育て支援が継続していける仕組みを構築することが不可欠だと考えております。
そのためには、医療・保健一福祉・教育等の連携をより一層推進することはもとより、
保護者の皆さんと妊娠初期から就学以降までの各関係機関の情報を共有しつつ、議員ご提案の子育て支援サービスや子育てに関する記録などを
一元的にまとめ、情報共有できる物理的な手法について、調査研究を行い、今年度実施します「笠松町第2期子ども・子育て支援事業計画」策定の
ためのアンケート調査の中で、ニーズの把握をしながら、安心して子育てができるまちづくりを目指していきたいと考えております。
1 子育て支援について
1 助産師活用について
Q1 助産師を活用して産前産後ケアを始めてはどうか
Q3 プレパマクラブなどで、助産師の存在、後援、相談事業から始めてみることに対する考えは
A
町では産前の事業としては、母子健康手帳の発行、妊婦健診・妊婦歯科健診の助成や、妊婦さん同士が話をしながら楽しく過ごす
交流の場としての「プレパマクラブ」、マタニティ相談・電話相談を、また産後の事業としては、
保健師による乳児訪問、母子保健推進員による乳児全戸訪問、乳児健診や育児相談・電話相談を保健師・管理栄養士・歯科衛生士などが
関わり実施しています。
それらの事業を実施していく中で、産婦や新生児の相談・指導には、専門性のある助産師の関わりが必要と考え、
平成29年度から「育児ほほえみ相談」を実施しました。
この事業は、町内の施設等で、出産後の早期から、育児不安の解消・授乳育児の支援・産後の母体の健康管理・乳児虐待等を
未然に防ぐことを目的に実施しているものです。
平成29年度は41名の方が利用されました。
核家族化が進んでいる今、町としましては、安心して妊娠・出産・育児ができるよう、
産前産後のケアは、子育て支援の出発点として大切なことと考えていますので、現在実施している「育児ほほえみ相談」だけではなく、
議員ご提案の「プレパマクラブ」や「育児相談」や「妊産婦一新生児訪問」など、産前産後ケアについて助産師の関わりを
検討していきたいと考えています。
1 子育て支援について
1 助産師活用について
Q2 My助産師を決めて母子共に相談できる体制を整えてはどうか
A
妊娠期から乳児期に助産師による相談支援体制を構築することは、妊産婦の健康保持、乳児の健全育成にとって重要なことと考えています。
議員ご提案の「My助産師」は、何でも相談できることで、
妊産婦が安心して子供を産み育てることができるための有効な支援体制のーつと考えます。
しかしながら、助産師の確保や、現在母子手帳を交付している保健師から「My助産師」へのつなぎ方など、いくつか課題がありますので、
今後、「My助産師」についても、調査研究していきたいと考えています。
第 6 号選挙 木曽川右岸地帯水防事務組合議会議員選挙について
関係市町の長の推せんに基づくもの2人
船橋義明 川島功士
関係市町の長の推せんに基づかないもの2人
岡田文雄 竹中光重
第 2 号報告 専決処分の報告について
○平成30年 3 月23日 専決
下門間汚水幹線・北及汚水幹線管渠埋設工事請負契約の一部変更
〔内 容〕
1 契約金額<変更前>金 124,740,000円
<変更後>金 127,393,560円(+2,653,560円)
(+2.1%)
財物事故に係る損害賠償の額
〔内 容〕
1 事故の概要 平成29年12月25日、笠松町円城寺地内の町道を走行中、
防護工に設置されていた反射板の破損部分に接触し、車両天井を損傷したもの。
2 損害賠償額 金 72,500円
3 示談成立日 平成30年4月26日
→ 責任割合 〔当方〕50% 〔相手方〕50%
→ 損害額 〔当方〕72,500円 〔相手方〕72,500円
※全国町村会 総合賠償補償保険で対応
第 3 号報告 繰越明許費繰越計算書の報告について
〔繰越の内訳〕
排水路改良事業 303,963千円のうち、229,701千円 繰越
→設計委託料 1,511千円
→雨水貯留施設等工事請負費 228,190千円
※差額74,262千円(設計委託料1,001千円、工事請負費73,261千円)
はH29年度に支出済
第 34 号議案 平成29年度笠松町一般会計補正予算(専決第2号)の専決処分の承認について
補正額 100,000円
補正後歳入歳出予算額 7,083,350,000円
[補正内容]
・篤志者からの指定寄附を社会福祉基金に積み立てるため、積立金を増額(100千円)
第 35 号議案 笠松町税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認ついて
法人町民税における延滞金の計算期間の見直しや、土地に関する負担調整措置の適用期限を3年延長するなど、所要の規定整備
第 36 号議案 笠松町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について
子ども・子育て支援法施行令の一部改正に伴い、利用者負担額の軽減措置をさらに拡充する所要の規定整備
第 37 号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認について
地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額の引き上げや、低所得者に関する保険税軽減措置の拡充など、所要の規定整備
第 38 号議案 羽島郡二町教育委員会委員の任命同意について
委員の任期満了に伴い、久納 万里子氏(下本町)を引き続き同委員に任命するため、町議会の同意を求めるもの。
第 39 号議案 笠松町税条例等の一部を改正する条例について
地方税法等の一部改正に伴い、個人町民税における基礎控除額などの見直しや、たばこ税の引き上げなど、所要の規定整備。
第 40 号議案 笠松町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
放課後児童支援員の資格要件の拡大など、所要の規定整備
第 41 号議案 笠松町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
代替保育を提供するための連携施設確保と食事の提供など、所要の規定整備
第 42 号議案 平成30年度笠松町一般会計補正予算(第2号)について
補正額 29,374,000円
補正後歳入歳出予算額 6,452,374,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正(△11,333千円)
・米野町内会に対する地区集会所改修補助金を増額(367千円)
・福祉会館内の階段へ手すりを設置するため、工事請負費を増額(178千円)
・篤志者からの指定寄附を活用し、各小中学校へ交付する学校活動支援交付金を増額(1,200千円)
・木造住宅の耐震改修に対する助成金を増額(7,700千円)
・笠松町土地開発公社(平成30年2月7日解散)の残余財産を社会資本整備基金に積み立てるため、積立金を増額(14,770千円)
第 43 号議案 平成30年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
補正額 5,148,000円
補正後歳入歳出予算額 2,511,051,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正
第 44 号議案 平成30年度笠松町介護保険特別会計補正予算(第1号)について
補正額 1,545,000円
補正後歳入歳出予算額 1,867,261,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正
第 45 号議案 平成30年度笠松町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
補正額 4,700,000円
補正後歳入歳出予算額 801,416,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正
第 46 号議案 平成30年度笠松町水道事業会計補正予算(第1号)について
補正額 633,000円
補正後歳入歳出予算額 235,556,000円
[主な補正内容]
・4月1日付けの職員異動などに伴う人件費の補正