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平成21年第1回笠松町議会臨時会
平成21年第1回笠松町議会定例会
平成21年第2回笠松町議会臨時会
平成21年第3回笠松町議会臨時会
平成21年第2回笠松町議会定例会
平成21年第4回笠松町議会臨時会
平成21年第5回笠松町議会臨時会
平成21年第3回笠松町議会定例会
平成21年第6回笠松町議会臨時会
平成21年第4回笠松町議会定例会
平成21年第4回笠松議会定例会が下記日程で開催されました。
12月 7日 月曜日 午前10時00分 開会 諸般の報告 提案説明
12月15日 火曜日 午前10時00分 一般質問
12月16日 水曜日 午前10時00分 一般質問
12月17日 木曜日 午前10時00分 質疑および採決
12月18日 金曜日 午前10時00分 質疑および採決 閉会
第83号議案 専決処分の承認について
第84号議案 笠松町総合計画審議会条例の一部を改正する条例について
第85号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
第86号議案 岐阜地域広域市町村圏協議会の廃止に関する協議について
第87号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第88号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
第89号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
第90号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
第91号議案 子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書について
第92号議案 新丸山ダムの建設推進を求める意見書について
第93号議案 改正国籍法の厳格な制度運用を求める意見書について
平成21年笠松町議会第4回定例会 一般質問
1.住環境の安心・安全について
1 )アダルトショップの排除・アダルト、090金融看板等の排除について
2 )災害時の緊急体制について
3 )告示掲示について
先日、笠松町立の4小中学校から提出させて頂きました、「笠松町危険箇所マップ」では、迅速なるご返答と実行に移して頂いた事を感謝致しております。これからも児童生徒の安全・安心に関して一層のご配慮をお願いいたします。
今回の「危険箇所マップ」には、入れる事が出来ませんでしたが、対応して頂いております件の一つに門間地内のアダルト自販機ショップがあります。
これは、2007年3月15日に松枝小学校のPTAとして「地域安全対策要望書」をまとめさせて頂きました時にアダルト自販機ショップの事を記載させて頂き、排除して頂きました。それから2年程で同じ場所に同じ様な形態のショップが出来ています。ここは、幹線道路沿いでバス停の様に路側帯が広く、通りすがりに町外の人が入りやすくなっています。更に問題は、自販機による無人販売で基本的に誰でも買えてしまう点です。有人店舗であれば年齢確認も出来るでしょうし、児童・生徒の入店にも躊躇が期待できます。
このように児童・生徒が買いにくくする、又は買えなくする様な方法を取る事は出来ないでしょうか?2007年の時に排除されたのであれば、始めから設置できない様には、町村での規制は無理なのでしょうか?
もちろん昨今では、インターネットによる静止画像や動画で無防備で垂れ流しと言って良い状況である事は十分承知しております。
岐阜県に於いても「岐阜県青少年健全育成条例」 に於いて、興行・図書類等・自動販売機等の規制 をしています。その中で「自動販売機又は自動貸出機には、設置場所と同一市町村内に住所を有する管理者を設置しなければなりません。」と有ります。と言う事は、笠松町内に管理者いると言う事でしょうか?それについて笠松町に管理責任は無いと思いますが把握しているのでしょうか?更に明らかに有害図書が並んでいると思われますし、年齢確認が行われている様には思えません。また中に表示している物の定期的調査管理については、どの様に行われているのでしょうか?笠松町に於いての管理責任を負える方法を考察しては、どうでしょうか?
現在、排除についてご尽力頂いているとの事ですが、その方法はどの様な方法によるものでしょうか?
また、アダルト、090金融看板等の排除についての考え方についてお答え下さい。
災害時の緊急体制について
今議会に付議されています、第83号議案 専決処分の承認についての平成21年10月8日専決第2号の一般会計補正予算に於いて10月8日の台風時緊急体制時の予算対応を行っています。緊急体制の内容、方法、についてお答え下さい。第3回の定例会一般質問で行った様に、この時の緊急体制時に対応できる基金の創設を考えてはどうでしょうか?
告示掲示について
役場本庁舎駐車場隅に告示用掲示板があります。そこには数々の告示が行われていますが、その中には、住所氏名等が表示された物が有ります。それらの表示された物について質問致します。
2009/11/17 に共同通信から配信されたニュース によりますと
「警視庁少年事件課は17日までに、架空の人物に成り済まして振り込め詐欺に使う通帳を詐取するため、偽造した養子縁組届を提出したなどとして、偽造有印私文書行使などの疑いで、埼玉県蕨市中央、無職細井昭宏容疑者(48)ら5人を逮捕した。」とあります。
更にその手口として
「細井容疑者らは、失踪などの理由で、住民票の職権消除(抹消)を受けた人の情報を市役所掲示板で閲覧。本人の委任状を偽造して抹消を回復させ、偽の養子縁組を繰り返して名字を変更し架空の人物をつくっていた。」とあります。
今回は失踪などの理由で告示された個人情報を悪用した事になるが、その他にも開示される個人情報を利用した犯罪が起こされる事を示唆していると思われます。
これらの事を考え、告示掲示板での個人情報の開示についての考え方をお知らせ下さい。
2.岐阜工業高等学校との連携について
1 ) 現時点での連携にはどの様な事があるのか?
2 ) 今後の取り組みと考え方について
笠松町発展の歴史は、江戸時代初期、慶安3年(1650)に起きた大水害の復旧工事に際し、承応2年(1653)に臨時休憩所の設置を岡田将監善政が交通の要所であった葉栗郡傘町に移した事に始まります。寛文2年(1662)第四代名取半左衛門長知が傘町を笠松に改めると共に美濃郡代笠松陣屋へ正式に移転させました。木曽川の水運と尾張街道とのクロスロードつまり、人・物の流通拠点として以後200年に及び美濃の中心として発展して来ました。その一端として江戸時代人口約3,000万人とほとんど増加しなかったのに対し笠松では約60%も人口が増加したのとの記録がある程です。
そうした幕府直轄という安定した統治と、交通の要としての経済の発達が、笠松地区での縞木綿(美濃縞)の主生産地として更に発達していく事になるのです。時代が江戸から明治へと移りゆく中で笠松県が置かれ、明治4年に岐阜市へ県庁が移されるまでの間、笠松陣屋が県庁としての機能を果たしました。
明治以後、工業化の流れに乗って繊維産業の発達はめざましい物が有りますが、岐阜県立工業試験場(現:岐工記念館)は、明治42年(1909)に縮緬(ちりめん)・絹・美濃縞・竹鼻機業の四織物組合の請願で創立された事、本場を岐阜市梅ヶ枝町、第一分場は羽島郡笠松町、第二分場は羽島市竹鼻町で有ったでも岐阜県南部地域の経済的活況を推察する事が出来ます。
「大正13年(1924年)に繊維従事者の育成を目標にして第一工業学校が現在地に設置されることとなり、工業試験場の整理統合がなされて、笠松町へ移転することとなりました。第一工業学校は岐阜工業高等学校に、工業試験場は繊維試験場に、それぞれ変遷し、現在に至っています。」
このように岐阜工業高校と笠松町の発展や産業と密接に関わって来た事は、歴史が証明しています。
現在でも各種イベントでの参加、花壇の整備、笠松中学校への出張授業など数々の連携、協力をしていますが、これら連携等はどんな物が有ると認識されていますか。
サッカー、ラグビー、レスリング等の全国大会への出場や、第9回高校生ものづくりコンテスト全国大会に出場、電子回路組み立て部門で準優勝した事などの活躍では目を見張る物が有ります。また、電子回路組立の中日新聞の記事 ではその冒頭の部分で「笠松町の岐阜工業高電子科・・・」と笠松町が先ず出てきます。これらの活動が笠松町のイメージアップに大きな貢献を果たしていると思われます。これらの事を考え、今後の協働内容についてどの様に考えていますか?
3.ごみ処理行政について
1 ) 岐阜羽島衛生施設組合の処理施設の状況について
現在の進捗状況と各地の反対運動に対する考え方についてどの様に考え対応して行くのか?
昭和36年 6月 岐阜市羽島郡衛生施設組合設立
昭和40年 4月 ごみ処理施設稼働(機械化バッチ方式 処理量 100t/日)
昭和48年 4月 ごみ処理施設増設(処理量 120t/日)
平成 4年10月7日 新ごみ焼却場起工式
平成 7年 4月 新ごみ焼却場稼働
・全連続燃焼式(流動床炉)(1日24時間稼働)
・処理量 180t/日
1961年の岐阜市羽島郡衛生施設組合設立後、4年でごみ処理施設稼働、8年後の日量100tから120tへの増設を経て、1992年現在の処理施設の起工式、1995年に稼働開始で日量180tへと進んで来たわけであります。1965年の最初の施設稼働から30年後で現施設へと移行し、現在まで14年間現施設が稼働している事になります。物理的に現施設が今後も稼働可能であると思われます。それは私が以前関わって来た各地の処理場を考えても理解出来る事ですし、岐阜市長 もHPの中で話しておられます。しかし、物理的な問題と地域の感情とは別問題である事はお互いに理解している事で有ると思っております。
先に行われた平成21年第2回定例会一般質問では、平成20年第2回一般質問での答弁以降の経緯についてお答え頂いた訳であります。その後、各地で説明会等が行われ、それが新聞各紙の記事となりました。
10月6日(火)に岐阜、中日、朝日の各紙は、同月4日に岐阜羽島衛生施設組合が行った、羽島市下中町はしまコミュニティセンターで焼却場建設候補地である下中町城屋敷地区での住民説明会の事が記事になっていました。各紙とも住民の大多数が「断固反対」のはちまきで参加した事を報じておりました。
そこでの様子について「候補地選定の経緯が不透明である。」「環境影響調査が建設前提であるなら受入られない。」等の厳しい意見が相継ぎ、意見・要望を聞くに留めた。と記載されております。また、説明会終了後の組会副管理者の羽島市長の談話として「厳しい意見を頂いた。早急に回答させて頂き、理解を求めたい。」と言う意図の言葉が二紙に報じられておりました。
そこで質問ですが、そこで行われた説明会での様子、出された質問や意見等、また、説明会から二ヶ月以上経った現時点でその質問の回答についてどの様になったのかお答え下さい。
同日の岐阜新聞には、「農業振興地域であり、近くに水源地もある。環境へのリスクが多い」との意見も報じられておりました。これは9月26日に一宮市(旧尾西市)で行われた説明会での事も指しているとも考えられますが、そこで行われた、説明会で出された質問・意見、それらに対し説明された事は、どんな事で有ったのか?
新たに反感を買う様なやりとりがあったのか、説明会での内容を教えて下さい。
また、現施設地元でも期限内の撤去を求められたとも聞いていますが、その経緯についてご説明下さい。
2 ) 町内別の資源ごみ回収の状況と今後の進め方について
平成17年3月30日の資源ごみ集団回収モデル地区事業の開始を経て、全町内へと拡大されてきた町内会単位による資源ごみ集団回収でありますが、昨今では回収量が減少傾向になって来ているのは、共通の認識であると思います。それについていくつかの理由が挙げられています。景気動向によるものも少なからずあるのは理解出来ます。しかし、町内の方が管理しているが故の減少もあるのでは無いでしょうか。
資源ごみの分別回収事態に異論を唱える方は、ほんの一部であると思われますが、顔見知りの近所の方に「自分の家庭から出るごみを見られたくない。」と言う心理的影響は非常に大きいと多く方から伺っております。だからこそ、大手スーパーなどの回収BOXへと足を運ばれるのではないでしょうか?
これらの事に対しての町としての回避する対策は、どの様に考えていますか?ストックヤードも一つの考え方だと思いますが、これの整備についての考え方をお答え下さい。
また、現在では分別によるリサイクルでは、原料から素材を作り出す以上に化石エネルギーを消費するとの考え方もあります。一部自治体ではサーマルリサイクルとして分別しないで処理できるガス化溶融炉を設置、ガスエネルギーと熱エネルギーとして回収、再利用を模索する動きもあるようです。化石エネルギーは燃やさないで資源として活用し、ごみをエネルギー源として活用すると言う事です。先の質問にも関連してきますが、新ごみ処理施設での考え方は、今後30年ぐらいを見越した計画が必要だと思いますが、これについての考え方をお示し下さい。
Q1.アダルトショップの排除について
A1.
岐阜県青少年健全育成条例第45条第1項の規定により、笠松町では6名が立入調査員として、毎月1回立入調査行っています。今年10月の立入調査で確認、岐阜振興局担当者と現地調査を行い、結果を振興局から岐阜県の男女参画青少年課と岐阜羽島警察署に報告しました。
・無届設置である。
・愛知県内の会社が設置したもので、他にも同様の施設を複数設置している。
・通信施設によるカメラを利用し、運転免許証等で年齢確認を行っている「対面販売」方式なので違法性はない。届け出の義務もない。と主張。
と言う報告を受けている。
年内にも業者を呼び出し、指導をすると回答を受けています。早期撤去を働きかけて行きたい。
Q2 アダルト、090金融看板等の排除について
A2.
平成12年度に県から市町村へ、屋外広告物の許認可事務や違反広告物の簡易除却等の権限移譲がありました。アダルトや090金融看板等を含む「貼り紙、貼り札、立て看板、広告旗等」の違法広告物を建設課職員が調査し除却しています。
Q3.10月8日の台風時の緊急体制の内容、方法について
A3.
10月7日 17時00分 警戒本部を設置
17時30分 自主避難者用避難所(中央公民館、福祉会館、松枝公民館、総合会館)開設
警戒体制職員9人とする。
第二次情報収集体制 職員36人 → 一旦帰庁 → 台風が接近しない8日午前0時 各勤務地参集
その他の職員 → 自宅待機 → 台風接近前 8日午前6時各勤務地参集
10月8日 午前0時00分 第二次情報収集体制(職員49人体制)
台風が反れたため、被害情報は入らなかった
自宅待機職員 → 午前8時30分からの通常勤務態勢に切替
午前7時15分 被害調査実施 → 被害無し確認
午前8時30分 対策本部 → 警戒本部へ移行
午前9時20分 大雨義洪水・暴風警報 解除
午前10時00分 警戒本部閉鎖
Q4.この時の緊急体制時に対応できる基金の創設を考えてはどうか。
A4.
地震を始め、各種の災害に対応できる基金として検討していく必要がある。検討している基金は、甚大な被害のインフラ復旧に備える基金として検討して行きたい。
Q5. 官報掲示での個人情報の開示について
A5.
住民票の職権消除については、住民基本台帳法第34条の規定に従い、居住の有無の調査を行い居住無しの確認された場合は、職権で住民票削除を行います。しかし、削除の場合には本人への通知が必要です。行方不明の場合は通知に変えて公示で行う事になっている。
他にも、町税や国民健康保険税の通知が未到達の者、印鑑登録の職権消除、選挙時の管理者や職務代理者等があり、法律上告示しなければ効力が発生しないものがある。
不在や不明以外には告示する事を本人へ説明してから掲示をします。
現在までに個人情報告示による被害報告は受けていないが、個人情報の取扱いには充分注意します。
Q6. 岐阜工業高等学校との連携について現在はどの様なものがあるか
A6.
リバーサイドカーニバルでのミニSL、キーホルダーや缶バッチの製作など。笠松町商工会とのフリーペーパーでの協力などがあります。
Q7. 岐阜工業高等学校との連携についての今後の取組と考え方について
A7.
地元の工業学校で、貴重な資源です。
今後はまちづくりでの活用を検討します。
Q8. 岐阜羽島衛生施設組合の処理施設の状況について
10月4日、城屋敷での説明会の様子と2ヶ月経過した現時点での回答について
A8.
10月4日の説明会は、事業計画と環境影響評価の実施方法についての説明をする予定でした。候補地選定の経緯に説明がない限り、他の説明を受けないとの事でした。主な内容は以下の通りです。
Q 選定理由。
A 現施設は地元住民と覚書のため、平成23年4月移行稼働させられない。5年間延長をお願いしている。 現候補地は、構成市町で協議し、候補地となった。
Q 建設候補地なのか?決定地なのか?
A 環境影響評価の結果によって決定する。
Q建設可能地の組合提案は、羽島市では平成17年9月20日と聞いている。
平成18年7月28日の会議録を見てみると、建設可能地5力所から3カ所にしたのが平成17年7月19日、羽島市は3カ所、残りの市町から1カ所候補地となっている。平成17年9月20日以前に、建設可能地を5カ所から3カ所に絞った事になっている。
A 日付の相違については調査する。
Q 環境影響評価は、上記調査の回答後に行うべき。
A 予定通り、10月から行う。
Q8. 岐阜羽島衛生施設組合の処理施設の状況について
一宮市での説明会について
A8.
一宮市、稲沢市の自治会から説明会の要望があり、9月26日に一宮市で説明会を開催しました。施設整備基本計画、環境影響評価の説明後、質疑応答を行いました。主な内容は以下の通りです。
Q 影響が出るのは何年も先になる、影響が出た場合はどうするのか。
A 産業廃棄物では考えられるが、現施設同様、一般廃棄物焼却で規制があるので害のある廃棄物は入れられない。
Q 名古屋市上水道水取水口があるが名古屋市と協議したのか。
A 新施設では、木曽川に排水を出さない。環境影響評価の中で大気汚染調査で拡散実験を行う事になっている。
Q 木曽川沿いの位置に補地を選んだのか。
A 構成市町が選定した候補地の中から、点数化を行い選定した。
Q9.岐阜羽島衛生施設組合の処理施設の状況について
現施設地元での期限内の撤去について
A9.
平成21年8月と11月に岐阜羽島衛生施設組合公害防止対策協議会が開催されました。その時に、現施設地元でお詫びや運転延長に関する説明の要望がありました。今後、組合・構成市町で延長の説明会に出向きます。
新聞で報道されました様に、柳津町地域住民代表者が延長反対の署名を本郷、宮東、蓮地区内で活動を行っています。
Q10.ごみ処理行政について
ストックヤードの整備についてはどう考えているのか
A10.
各町内会分別収集が無駄になる、建設場所やその場、規模等の問題が考えられるのでもう少し検討します。
Q11. 新ごみ処理施設は、今後30年くらいを見越した計画が必要と思いますが、これについての考え方はどうか
A11.
次期ごみ処理施設選定委員会で協議した結果、ガス化溶融炉の方式です。その中でもシャフト式ガス化溶融炉又は、流動床式ガス化溶融炉となっています。
諸般の報告
工事請負契約について
第83号議案 専決処分の承認について
平成21年度笠松町一般会計補正予算(専決第2号)
補正額 331,000円
補正後歳入歳出予算額 6,155,584,000円
10月8日未明の台風18号に伴う経費の増額補正。(49名の職員分の職員手当、食料費、避難所開設で避難者が使用した毛布のクリーニング代など所要の補正。)
平成21年度笠松町一般会計補正予算(専決第3号)
補正額 8,192,000円
補正後歳入歳出予算額 6,163,776,000円
生活保護世帯および市町村民税非課税世帯の方を対象に新型インフルエンザ接種の実費負担を助成するための増額補正。(1回目3,600円・2回目2,550円)
第84号議案 笠松町総合計画審議会条例の一部を改正する条例について
笠松町第5次総合計画策定に伴い、広く意見を取り入れる体制を構築するため、審議会委員に「公募による者」を付加する。「知識経験者」を「有識者」に改正するもの。
第85号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
税額の算定方法をわかりやすくし、経費の削減および事務の簡素化を図るため、仮算定をやめ本算定のみの徴収とするために、納期を改めるための規定整備
第86号議案 岐阜地域広域市町村圏協議会の廃止に関する協議について
総務省の「広域行政圏計画策定要綱」の廃止(平成21年3月)により、構成市町の意向調査を行った結果、協議会の廃止が決定されたため、岐阜地域広域市町村圏協議会規約を廃止。
尚、法定の協議会は廃止するが、任意的な組織として継続する。
第87号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 159,775,000円
補正後歳入歳出予算額 6,323,708,000円
主な内容は以下の通りです。
役場庁舎1階多目的トイレおよび福祉健康センター3階トイレにオストメイト対応型トイレの設置工事請負費及び役場庁舎1階多目的トイレに乳幼児用ベビーシートを設置するための工事請負費(1,919千円)
町生誕120年記念と笠松みなと公園の完成を記念して公園内にモニュメント時計および公園銘板を設置するための工事請負費(4,431千円)
新型インフルエンザの空気感染を防ぐため児童館・放課後児童クラブ・保育所にプラズマクラスターイオン発生器を設置するための備品購入費及び親子で訪れ気軽に相談できる環境や情報提供の場を整備するため福祉健康センター・児童館へ子育て支援文庫を設置するための備品購入費(2,709千円)
来年度実施予定である笠松小学校渡り廊下2箇所の耐震工事を前倒しして実施するための工事請負費(84,593千円)
法人の事業業績の悪化による法人町民税の減額(△44,600千円)
普通地方交付税の確定による減額(△28,659千円)
第88号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
補正額 140,766,000円
補正後歳入歳出予算額 2,386,823,000円
診療報酬および高額療養給付費支払い見込みの増による給付費の増額、後期高齢者支援金の確定に伴う増額、ジェネリック医薬品の普及促進を図る事業を実施するための増額などの補正。
第89号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
補正額 △31,678,000円
補正後歳入歳出予算額 1,352,133,000円
給付実績に基づき保険給付費の減額、国・県支出金などの決定に伴う減額、介護保険基金繰入の増額などの補正。
第90号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
補正額 3,158,000円
補正後歳入歳出予算額 1,005,436,000円
平成20年度工事の一部を平成21年度に繰り越したことにより、控除すべき課税仕入れが少なくなったことで、消費税納付額が当初見込みより多くなったため増額補正。
第91号議案 子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書について
子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める意見書を次のとおり提出するものとする。
平成21年12月18日 提 出
提 出 者 笠松町議会議員 川 島 功 士
賛成者 笠松町議会議員 長 野 恒 美
賛成者 笠松町議会議員 船 橋 義 明
賛成者 笠松町議会議員 安 田 敏 雄
賛成者 笠松町議会議員 岡 田 文 雄
賛成者 笠松町議会議員 田 島 清 美
賛成者 笠松町議会議員、伊 藤 功
賛成者 笠松町議会議員 古 田 聖 人
賛成者 笠松町議会議員 尾 関 俊 治
細菌性髄膜炎は、乳幼児に重い後遺症を引き起こしたり、死亡に至るおそれが高い感染症であり、その主な原因は、ヒブ(Hi b=インフルエンザ菌b型)と肺炎球菌によるものである。この細菌性髄膜炎は早期診断が困難なこと、発症後の治療には限界があることなどから、羅患前の予防が非常に重要であり、特にヒブや肺炎球菌による細菌性髄膜炎については乳幼児期のワクチン接種により効果的に予防することが可能である。
世界保健機構(WHO)はこれらワクチンの接種を推奨する中で、ヒブワクチ
ンについては、100カ国以上で定期予防接種とされており、こうした国々では発症率が大幅に減少している。
日本においては、ヒブワクチンが海外で使用され始めてから20年おくれて、昨年12月に販売開始となったところであり、小児用肺炎球菌ワクチン(7価ワクチン)も欧米より約10年おくれて、ことし10月に国内で初承認され、来年春までに販売開始の予定となっている。
医療機関において、これらワクチンの接種が可能となったが、任意接種であり、自己費用の負担が大きいことから、公費助成や定期接種化など、子どもたちの命を守るための速やかな対策が求められている。
よって、国におかれては、細菌性髄膜炎の予防対策を図るため、下記事項について早急に実施されるよう強く要望する。
記
1.ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの有効性、安全性を評価した
上で、予防接種法を改正し、ヒブ重症感染症(髄膜炎、喉頭蓋炎、敗血症)
を定期接種対象疾病(一類疾病)に位置づけること。
2.ワクチンの安定供給のための手だてを講じること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年18日
岐阜県羽島郡笠松町議会
内閣総理大臣 鳩 山 由紀夫 様
財務大臣 藤 井 裕 久 様
総務大臣 原 口 一 博 様
厚生労働大臣 長 妻 昭 様
衆議院議長 横 路 孝 弘 様
参議院議長 江 田 五 月 様
第92号議案 新丸山ダムの建設推進を求める意見書について
新丸山ダム建設推進を求める意見書を次のとおり提出するものとする。
平成21年12月18日 提 出
提出者 笠松町議会議員 川 島 功 士
賛成者 笠松町議会議員 船 橋 義 明
賛成者 笠松町議会議員 安 田 敏 雄
賛成者 笠松町議会議員 岡 田 文 雄
賛成者 笠松町議会議員 田 島 清 美
賛成者 笠松町議会議員 伊 藤 功
賛成者 笠松町議会議員 古 田 聖 人
賛成者 笠松町議会議員 尾 関 俊 治
住民が安全で安心して暮らすため、水害等の災害が発生しないよう治水事業を緊急かつ計画的に実施することが重要な課題となっている。
美濃加茂市においては、昭和58年に木曽川が溢水し、一瞬のうちに市の中心部を泥海とし、死者1名、床上床下併せて1,676戸の家屋が浸水するという大惨事となっている。
このような中、治水及び利水を目的として、新丸山ダムの建設が計画された。昭和61年4月に事業着手され、平成20年度末現在の工事進捗率は約34%となり、平成28年度完成を目指して着実に工事が進んでおり、地域住民のすべてが新丸山ダムの早期建設を待ち望んでいる。
前原国土交通大臣は、八ッ場ダム建設事業の中止を明言しており、今後、全国のダム事業についても見直しをするとしている。
新丸山ダムは、治水、利水の両面において必要不可欠な施設であることは、明白な事実である。
よって、国においては責任を持って事業の推進を図り、一日も早く完成させることを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月18日
岐阜県羽島郡笠松町議会
内閣総理大臣 鳩 山 由紀夫 様
総務大臣 原 口 一 博 様
財務大臣 藤 井 裕 久 様
国土交通大臣 前 原 誠 司 様
衆議院議長 横 路 孝 弘 様
参議院議長 江 田 五 月 様
第93号議案 改正国籍法の厳格な制度運用を求める意見書について
改正国籍法の厳格な制度運用を求める意見書を次のとおり提出するものとする,
平成21年12月18日 提 出
提出者 笠松町議会議員 古 田 聖 人
賛成者 笠松町議会議員 船 橋 義 明
賛成者 笠松町議会議員 安 田 敏 雄
賛成者 笠松町議会議員 岡 田 文 雄
賛成者 笠松町議会議員 田 島 清 美
賛成者 笠松町議会議員 伊 藤 功
賛成者 笠松町議会議員 川 島 功 士
賛成者 笠松町議会議員 尾 関 俊 治
国籍法の一部を改正する法律が平成20年12月5日に参議院で可決され、同年12月12日に公布された。この改正法は、「出生後日本国民である父に認知された子にかかる日本国籍取得に関する国籍法の規定は一部が違憲である」との平成20年6月4日の最高裁判所判決を受けて、父母が婚姻していない場合においても届け出によって認知された子の日本国籍取得を可能とするものである。
しかし、国民の中には当該法改正により、偽装認知等の違法行為や不正行為を助長するのではないかと懸念する声もあり、法の適正な施行に向けて衆参両院で附帯決議もされたところであるが、偽装認知等を防止するための具体的な規定はされていない。
よって、国におかれては、改正国籍法によって生じるおそれがある偽装認知等の防止並びに同法の厳格な制度運用に万全を期されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年12月18日
岐阜県羽島郡笠松町議会
内閣総理大臣 鳩 山 由紀夫 様
法務大臣 千 葉 景 子 様
衆議院議長 横 路 孝 弘 様
参議院議長 江 田 五 月 様
平成21年 第6回 笠松町議会臨時会議が下記日程で開催されました。
平成21年11月27日(金)午前10時開議
第75号議案 笠松町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について
第76号議案 笠松町常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第77号議案 笠松町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第78号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第79号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
第80号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
第81号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
第82号議案 平成21年度笠松町水道事業会計補正予算について
第75号議案 笠松町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について
第76号議案 笠松町常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
国家公務員一般職職員の給与に関する法律の一部改正等合わせ、町議会議員及び常勤の特別職職員の期末手当に関して改正する。
期末手当支給割合の改定
平成21年度 12月 2.35月 → 2.20月(△0.15月)
平成22年度 6月 2.15月 → 1.95月(△0.20月)
第77号議案 笠松町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
国家公務員一般職職員の給与に関する法律の一部改正等合わせ、一般職員の給与に関して改正する。
・給料表の引き下げ (△0.15%)
・期末勤勉手当の支給割合の引き下げ
平成21年度
12月 2.35月 → 2.20月 (△0.15月)
平成22年度
6月 2.15月 → 1.95月 (△0.20月)
・自宅に係る住宅手当の廃止
新築・購入後5年 月額2,500円 廃止
第78号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 157千円
補正後歳入歳出予算額 6,163,933千円
給与改定等に伴う職員の給料、議員・特別職の期末手当、職員手当、退職手当組合負担金の減額(△15,722,000円)
共済組合負担率の引き上げに伴う共済費の増額(10,906,000円)
防災ラジオの在庫数や戸別受信機の再利用できる数が少なくなったため防災ラジオを500台購入するため備品購入費の新設(4,200,000円)
岐阜東南ロータリークラブからの寄附(100,000円)を運動公園へ植樹する費用に充てるため工事請負費の増額などの補正。
第79号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
補正額 △ 38千円
補正後歳入歳出予算額 2,246,057千円
給与改定等及び共済負担率の引き上げに伴う改正
第80号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
補正額 △ 169千円
補正後歳入歳出予算額 1,383,811千円
給与改定等及び共済負担率の引き上げに伴う改正
第81号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
補正額 508千円
補正後歳入歳出予算額 1,002,278千円
給与改定等及び共済負担率の引き上げに伴う改正
第82号議案 平成21年度笠松町水道事業会計補正予算について
補正(予定)額 △ 273千円
補正後歳入歳出予算(予定)額 439,454千円
給与改定等及び共済負担率の引き上げに伴う職員人件費の減額、来年度からの水道料金システムの正式稼働に伴う費用の新設、漏水修繕工事の増加が見込まれるため修繕料の増額などの補正。
平成21年第3回笠松議会定例会が下記日程で開催されました。
諸般の報告について
第 4号報告 専決処分の報告について
第 5号報告 平成20年度笠松町健全化判断比率の報告について
第 6号報告 平成20年度笠松町資金不足比率の報告について
第59号議案 専決処分の承認について
第60号議案 笠松町産業振興支援条例について
第61号議案 笠松町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
第62号議案 町道の路線認定について
第63号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第64号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
第65号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
第66号議案 平成21年度笠松町水道事業会計補正予算について
第67号議案 平成20年度笠松町一般会計歳入歳出決算認定について
第68号議案 平成20年度笠松町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
第69号議案 平成20年度笠松町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
第70号議案 平成20年度笠松町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
第71号議案 平成20年度笠松町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につて
第72号議案 平成20年度笠松町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
第73号議案 平成20年度笠松町水道事業会計決算の認定並びに剰余金の処分について
第74号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
平成21年第3回笠松町議会定例会一般質問
1.防災基金設置について
1. 防災基金を設置し災害に備えると共に住民意識の高揚に繋げてはどうか?
さる7月1日から3日までの間、笠松町議会として四国へ視察研修を行った所であります。高知競馬組合での開催状況やナイター競馬の施設や開催方法などの研修、四万十市での四万十川の河川敷有効利用の実態やトンボ自然公園の様子などを視察研修致しました。最後に視察研修に伺ったのは、愛媛県松前町で ここでは
1.単独でのまちづくりと行政改革について
2.大型商業施設の立地について
3.大規模災害対策基金について
4.第4次松前町総合計画について
をお聴き致しました。町の歴史深さ、立地では県都に隣接した条件等海に面しているという最も大きい違いが有る物の共通した所も多く見いだす事が出来ました。特に3.大規模災害対策基金については、笠松町に於いても同じ様な被害が出ると考えられている地震を想定した内容となっておりました。
今回視察した松前町大規模地震災害対策基金では、想定される地震に道前・道後地震、伊予地震、伊予灘地震、南海地震の4つを上げ、そのうち最大被害想定をされているのが南海地震です。
地震調査委員会の発表では、南海地震発生の可能性は、30年以内では50%程度、50年以内では80~90%だと想定されています。地震のエネルギーでは、 南海地震では、マグニチュード8.4前後と想定され、マグニチュード7.3であった阪神・淡路大震災より大規模であるとされています。
岐阜県では、岐阜県東海地震等被害想定調査委員会が平成14年8月~平成15年5月に掛けて東海地震等被害想定調査を実施しております。
それによりますと調査対象を・東海地震では(M8.0) ・東南海地震では、(M8.2)のそれぞれと その二つの連動による複合型東海地震を想定対象としております。いずれの地震でも笠松町は震度5強以上の揺れの想定範囲になっており、液状化の危険度では最も危険と思われる地域を町内に含んでおります。
このような大規模災害だけではなく、温暖化の影響か「ゲリラ豪雨」なる、非常に狭い範囲での集中豪雨も笠松町で経験されております。
大規模災害であれば、「激甚指定」される事で交付金等が交付され災害復旧につての費用負担の心配は必要が無いと思われますが、指定されるには細かな指定基準があり、いつでも該当されるとは限りません。
そう言った事への対応策と広く町民の皆さんへの防災意識の高揚には一定の効果があると思われる災害対策用基金の創設を考えてみてはどうかと思います。
松前町に於いても多くの町民の方や町内の団体から基金への寄付が集まり、平成17年の基金創設以来、利子分を含め、21年度末では、152,778千円の見込みとなっております。
2.公園について
1. 高齢者遊具の設置で特色あるまちづくりを考えてみてはどうか?
2. 公園設置の基準と設置箇所の関係についてどの様に考えているのか?
3. 今後の公園設置計画についてはどの様に考えているのか?
前回、平成21年第2回定例会一般質問「リバーサイドタウンかさまつかさまつ計画について」についての中でも述べました様に、当町に於いて、特に笠松地区での高齢化が非常に顕著な姿となっているのは、町長を始め町当局も周知の事実だと思っております。と言うよりも日本全体が高齢化していると言う方が良いと考えられます。
そこで全国の公園の中でも高齢者が無理なく運動が出来る健康遊具の設置やそれらを使った「うんどう教室」が盛んに行われる様になったと聞きます。
産経ニュースのHPでの記事によると「国土交通省の調査によると、平成19年度の全国の健康遊具設置数は1万5144台で、10年度に比べ約2・7倍に増加。ここ5年ほどで急増しているという。」更にその効果について同記事では、財団法人「体力つくり指導協会」の西城真人事業部長の話しとして「公園という身近な場所で気軽に運動を継続することは、将来の介護予防のために非常に効果的だ」と強調しています。
このように子ども(孫)と一緒に高齢者も活き活きと暮らせる地域づくりは、道徳教育環境整備にも一役買える物ではないでしょうか?
次の質問であります様に、高齢化の進んだ笠松地区には気軽に行ける範囲に多くの児童公園が点在しております。こう言った身近な公園の有効活用にもなると思われますし、たくさんの方が集う事で一層安全(不審者に対し)な公園になるのでは無いでしょうか。
町長のお考えをお聞かせ下さい。
次に笠松町の公園設置とその管理についての質問を致します。
笠松町HP内の県域統合型GISへのリンクの中だけにある「公園マップ」を見てみますと、その配置について明らかな偏りがあるのが見て取れます。
公園の大きさや遊具の有無、設置状況等の問題はあるとしても、この設置状況についての基準等があればお答え下さい。
先日、長池地内にお住まいの方から、去る平成21年第2回定例回で可決成立した「笠松町定住促進条例」を考慮し息子夫婦を長池地内で新築を用意したが「小さな子どもを連れて気軽に行ける公園が無い」とのご指摘を頂きました。地図を見ますと田代西部から長池北西部に掛けては公園の空白地帯と行っても過言ではありません。更に米野地区に於いては皆無の状態です。住居を新築し居を構える方の多くは子育て世代の方々多いのでは無いでしょうか?笠松に住んで良かったと言う住環境整備の中での公園の設置状況は大きなウエイトを占める物と思われ住ますがその認識についてどの様にお考えですか。
更に笠松町HPで公園マップを探し出すまでに結構な時間を要しました。公園案内として建設(都市公園)課と福祉(児童公園)課と分けることなく施設案内などの中で「笠松町内の公園」として独立させ、写真や設置状況、管理記録なども併設した利用者にわかりやすい案内にしてみてはどうでしょうか?
産経ニュースより
遊具事故で業過傷害容疑、元校長と業者を書類送検
2009.8.24 17:46
岐阜県大垣市立小野小学校で平成19年4月、遊具の木製支柱が折れて児童13人がけがをした事故で、県警は24日、業務上過失傷害の疑いで点検を請け負った「日本運動施設サービス」(名古屋市)の役員(57)ら3人と、事故直前まで2年間勤務していた元校長(60)の計4人を書類送検した。
送検容疑は同社の点検業務を統括していた役員と作業員2人は十分な点検を怠り、遊具の支柱が腐食しているのを見過ごしたとしている。元校長は、支柱が折れた遊具と同時期の約20年前に設置した別の遊具で木製部品が腐食し撤去したにもかかわらず、事故のあった遊具は撤去せず、安全配慮を怠った疑い。
県警によると、作業員は当時1日約220基の遊具などを点検しており、1基あたり約2分しか時間をかけていなかったとみられる。
今年の8月24日のニュースで流れました、遊具点検についての問題点の様な事は笠松町では無かったのか?日常の点検業務はどの様に行っているのか、お知らせ下さい。
また、今後の管理業務を含め設置計画があればお答え下さい。
3.弁当の日について
1. 今年度先行実施された新学習指導要領の中にも、家族と家庭に関する教育:家庭生活の大切さ 食育:望ましい食習慣の形成消費者教育:消費者の基本的な権利と責任についての理解と記載されています。これらを家庭というベースで考えるとき”自分で作る” 「お弁当の日」を行って「生きる力」を育んではどうか?
平成16年の第159国会に提出され、平成17年6月10日に成立しました、食育基本法、これの基本理念は前文の中で「子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。」とされています。
出された物を食べるだけでは、ただ単に“おいしいと”か“まずい”とか言う表現だけになってしまいがちです。そこに有る物語と一緒に食べる事で一層の感謝とおいしさが溢れて来るのではないでしょうか?
たとえば、渓流で岩魚を釣ったとします、それを川原で塩焼きにして食べるとそれだけで家の中で食べるのとは違う感情湧いてきて一層おいしく感じられと思いませんか。自分で育てた野菜を自分で調理し皆で食べる、それを食べた人が「おいしいね!」と言ってくれたときの感動や嬉しさは何事にも変えられない物では無いでしょうか?
「弁当の日」を始められた竹下和夫先生(香川県綾川町立滝宮小学校校長=当時)
「弁当の日」とは2001年から実施された食育活動の1つで、ルールは以下の3つ。
①子どもだけで作る
②家庭科がある5・6年生が対象
③年に5回行う
一番のポイントは「親は決して手伝わない」ということです。
そこで「弁当の日」を二年経験して卒業する子ども達に送った竹下先生の言葉の一部です。
あなたたちは、「弁当の日」を2年間経験した最初の卒業生です。
「親は決して手伝わないでください」で始めた「弁当の日」でしたが、
どうでしたか。
食事を作ることの大変さが分かり、家族をありがたく思った人は優しい人です。
手順良くできた人は、給料を貰える仕事に就いたときにも、仕事の段取りのいい人です。
食材がそろわなかったり、調理を失敗したりしたときに献立の変更ができた人は、工夫できる人です。
友だちや家族の調理のようすを見て、技をひとつでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。
かすかな味の違いに調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。
旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。
ひと粒の米・1個のハクサイ・1本のダイコンの中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。
スーパーの棚に並んだ食材の値段や賞味期限や原材料や産地を確認できた人は、賢い人です。
食材が弁当箱に納まるまでの道のりに、たくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。
自分の弁当を 「おいしい」と感じ 「うれしい」と思った人は、幸せな人生が送れる人です。
シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。
登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのをうれしく感じた人は、慈しむ心のある人です。
「あるもので作る」 「できたものを食べる」 ことができた人は、たくましい人です。
「弁当の日」 で仲間がふえた人、友だちを見直した人は、人と共に生きていける人です。
調理をしながら、トレイやパックのゴミの多さに驚いた人は、社会を良くしていける人です。
中国野菜の値段の安さを不思議に思った人は、世界を良くしていける人です。
自分が作った料理を喜んで食べる家族を見るのが好きな人は、人に好かれる人です。
家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちしていく力のある人です。
「いただきます」 「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持ちを忘れない人です。
家族がそろって食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。
こう言った取り組みが食への感謝につがって行くのでは無いでしょうか。もちろん教育委員会や学校が「やりなさい」と言って出来る物では有りません。多分提案をすれば保護者から膨大なクレームが来ると思われます。忙しい学校現場でこれらに一つ一つ対応は出来ないと思います。
PTAなどが計画し、「親」自らが変革して行かないと出来ない事かも知れません。
しかし、以前こんな事を聞いた事が有ります。それも食育に関連した事ことですが、幼稚園の母親達に栄養のバランスを取り、朝食を食べさせる様に色々手を尽くしてもなかなか思う様に進まなかった時に、親へのアプローチを辞め子ども達へと対象を変えたそうです。子ども達へ色分けした食材を見せて「今日は「緑」と「赤」と黄色がたりませんね!」などと根気よくそして楽しく伝えて行った所、それを家庭で母親に言う様になり、子どもから言われた事で意識改革が一気に進んだそうです。
感謝の気持ちを育てるには「食」が最も理解されやすいテーマでは無いでしょうか?道徳のまち笠松を標榜する当町に於いても取り組むに値する事だと考えますが教育長の考えをお聞かせ下さい。
質問・答弁共に論旨をまとめて有ります。
Q1.防災基金設置について
防災基金を設置し住民意識の高揚と災害に備えてはどうか。
A1
「住民意識の高揚」にも視野に、基金の状況も精査しながら、必要に応じて基金条例制定に検討します。
Q2. 公園整備について
1高齢者遊具の設置で特色あるまちづくりを考えてみてはどうか?
2公園設置の基準と設置箇所の関係についてどの様に考えているのか?
3今後の公園設置計画についてはどの様に考えているのか?
4遊具点検に於いての問題はなかったか?
5今後の管理業務を含め設置計画があればお答え下さい。
A2-1
子どもだけではなく、高齢者の方にも利用しやすい公園を考え、高齢者遊具の試験的導入も調査研究しています。
子ども(孫)と一緒に高齢者も活き活きと暮らせる地域づくりは、道徳教育環境整備にも一役買える物ではないでしょうかとの事ですが、行政主導ではなく町民との協働参画での管理運営への移行などを通して目の行き届いた利用しやすい公園の確保を考えて行きます。
A2-2
昭和40年代~50年代にかけて整備された物が大半です。21ヶ所有りましたが老朽化等で廃止を行い17ヶ所となっています。特に児童公園の設置に基準は無く校区内の児童数に合わせて整備しました。
都市公園も既存の公園を指定した物で、特に計画的に設置した物ではありません。街区公園4箇所(西宮児童遊園地、美笠児童遊園地、田代児童遊園地、二見児童遊園地)、近隣公園1箇所(笠松みなと公園)、地区公園1箇所(笠松緑地公園)の合計6カ所です。
A2-3
次世代育成支援地域行動計画策定のアンケート項目で「町に対して、どのような子育て支援の充実を図ってほしいと期待していますか。」の質問に対する結果では「公園、児童館など子どもの遊び場の充実」が5割を超えて最も多くなっている。財政状況を考えながら長期的展望にたってバランスのとれた設置を検討したい。
公園マップを町公式HPでわかりやすい様に提供して行きたい。
A2-4
遊具事故は平成18年度に一件発生しています。遊具に問題があった物ではありません。
点検は年4回専門業者にて行っている保守点検に加え職員による随時点検を行っています。
A2-5
従来通りの方法で、業者による保守点検を行って行きます。遊具の設置は利用度、費用対効果を考慮して整備して行きたいと考えています。
Q3
自分で作る「お弁当の日」の実施を通して“生きる力の育成”を図ってはどうか?
「子どもが作る弁当」には、児童生徒の成長と家族との絆を深める事が認知され全国的には多くの都道府県で行われています。知・徳・体の調和のとれた生きる力を育成する上で、とても大きな意味があると考えています。
各学校の動きを尊重しながら、教育委員会においても支援をしていきます。
諸般の報告について
第 4号報告 専決処分の報告について
平成21年8月14日専決 身体事故に係る損害賠償の額
損害賠償額 14,350円(治療費、調剤費)
第 5号報告 平成20年度笠松町健全化判断比率の報告について
実質赤字比率 - (早期健全化基準 15.00%)
連結実質赤字比率 - (早期健全化基準 20.00%)
実質公債費比率 7.9%(早期健全化基準 25.00%)
将来負担比率 68.7%(早期健全化基準 350.00%)
第 6号報告 平成20年度笠松町資金不足比率の報告について
資金不足比率
水道事業会計 -
下水道事業特別会計 -
公営企業において、資金不足がないので「-」表示です。
第59号議案 専決処分の承認について
平成21年度笠松町一般会計補正予算(専決第1号)
補正額 150,000円
補正後歳入歳出予算額 5,652,040,000円
篤志者から笠松競馬振興のための寄附(15万円)があり、篤志者の意向である笠松競馬場の馬への餌(ニンジン)の購入費に充てるための増額補正。
第60号議案 笠松町産業振興支援条例について
笠松町産業振興支援条例
(目的)
第1条 この条例は、笠松町内において企業の立地促進並びに商工業者の経営を支援するため必要な助成措置を行うことにより、産業振興の拡大を図り、もって経済の活性化厚び町民生活の向上に寄与することを目的とする。
(定義)
第2条.この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 企業 営利の目的をもって事業を行う法人及び個人をいう。
(2) 施設設備 事業を営むための用に供する施設をいう。
(3) 事業所 物の生産又はサービスの提供等が事業として行われている一定の場所をいう。
(4) 新設 町内に新たに事業所を設置又は町内に事業所を有しているが他種の施設設備を設置することをいう。
(5) 増設 町内に既存の事業所を有して同種の施設設備を他の場所に新たに設けること又は既存の施設め設備を拡充することをいう。
(6) 操業開始 施設設備を設置し、その設置日的の事業を開始することをいう。
(7) 固定資産 地方税法(昭和25年法律第226号)第341条に規定する土地、建物及び償却資産をいう。
(8) 投下固定資産 操業開始に伴い当該施設のために新たに取得等をした土地、建物及び償却資産(耐用年数5年未満は除く。)をいうものとし、その総額は、取得価格の合計額とする。
(9) 事業者 第1号に規定する企業であって、町内に施設設備を設置し、自ら当該施設設備を使用して事業を行う者をいう。
(助成措置)
第3条 町長は、事業者に対し、助成措置として助成金を交付することができる。
2 助成金の額、交付開始時期及び交付期間は、別表第1のとおりとする。
(助成金対象業種)
第4条 助成金の交付の対象となる業種は、事業を行うすべての業種とする。ただし、遊興飲食店のうちバー・キャバレー・・ナイトクラブなど、性風俗関連特殊営業に該当する事業は除く。
(指定事業者)
第5条.町長は、笠松町内に事業所を新たに設置又は有している事業者で新設又は増設しようとする施設設備の投下固定資産総額見込み額が1,000万円以上の要件に適合し、助成金を交付することが適当であると認めるときは、当該事業者を助成金の交付の対象となる事業者(以下「指定事業者」という。)として指定するものとする。
2 町長は、特に必要があると認める事業者については、前項の規定にかかわらず、指定事業者として指定することができる。
3 町長は、指定事業者を指定する場合において、公害防止に関する協定の締結及び町税等を滞納していないことなどの必要な条件を付すことができる。
4 指定事業者の指定を受けようとする事業者は、規則で定めるところにより、町長に申請しなければならない。
(助成金の交付決定等)
第6条 指定事業者が助成金の交付を受けようとするときは、規則で定めるところにより、町長に申請し、助成金の交付の決定を受けなければならない。
(変更の届出)
第7条 第5条第4項の規定により指定事業者の指定を申請した事業者及び指定事業者は、同項の規定により申請した事項に変更が生じたときは、速やかにその旨を町長に届け出なければならない。
2 町長は、前項の届出があったときは、当該指定について必要な条件を付し、又は条件を変更することができる。
(指定の取消し等)
第8条・町長は、指定事業者が次の各号のいずれかに該当するときは、その指定を取り消し、助成金の交付を停止し、又は既に交付した助成金の全部若しくは一部を返還させることができる。
(1) 第5条第1項若しくは前条第2項の規定により付した条件又は同項の規定により変更した条件に違反したとき。
(2) 施設設備をその事業以外の用途に供したとき。
(3) 偽りその他不正な行為により助成措置を受けようとし、又は受けたとき。
(4) この条例又はこの条例に基づく規則に違反する行為があったとき。
(5) その他町長が助成措置を行うことが不適当と認めたとき。
(報告及び調査)
第9条 町長は、第5条第4項の規定により指定事業者の指定を申請した事業者及び指定事業者に対し、その指定に係る施設設備の設置その他必要な事項について報告を求め、又は実地に調査することができる。
(委任)
第10条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附 則
(施行期日)
1 この条例は、公布の.日から施行し、平成21年1月2日.以降に投下固定資産を取得して操業開始する事業者について適用する。
(この条例の失効)
2 この条例は、平成27年3月31日限り、その効力を失う。ただし、第3条の
規定については、平成24年1月1日までに施設設備を取得した事業者までを適用する。
第61号議案 笠松町国民健康保険条例の一部を改正する条例について
緊急の少子化対策として、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間に出産したときに支給する出産育児一時金の引上げに伴う規定整備。
出産育児一時金 35万円 → 39万円
第62号議案 町道の路線認定について
田代地内の宅地開発に伴う私有道路を町道編入するため路線認定。(田代60号線)
第63号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 270,766,000円
補正後歳入歳出予算額 6,153,254,000円
北及の旧法務局建物の取得に伴う建物購入費および取得後に必要な工事費などの新設
円城寺地内の火葬場跡地をごみの収集場として安全に活用できるよう改修するため工事費などの増額
町生誕120年記念事業に伴い、新聞で120年を振り返る特集を組むため広告料の増額
平成21年10月より町社会福祉協議会が実施する生活資金貸付事業の財政支援のため社会福祉協議会補助金の増額
障がい児保育の入園児童の増加による笠松保育園障害児保育支援事業補助金の増額
子育て応援特別手当(平成21年度版)給付に要する経費の新設
幹線町道整備計画路線及び4メートルに拡幅する町道の買収件数の増に伴う費用の増額
円城寺地区の浸水被害軽減を図るため昭和62年度に策定した雨水計画を見直すため委託料の新設
平成22年度に予定していた松枝小学校東舎の耐震工事を「安全・安心な学校づくり交付金」(21年度経済危機対策補正予算による追加事業)を活用し、前倒しして実施するため設計委託料
工事請負費の増額、国際ソロプチミスト羽島からの寄附(30万円)を「笠松湊」案内板の修繕工事の一部として充てるための補正
第64号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
補正額 878,000円
補正後歳入歳出予算額 2,246,095,000円
緊急の少子化対策として、平成21年10月から平成22年3月31日まで、出産育児一時金を4万円引き上げるため給付費の増額、平成20年4月から12月までに75歳になられた方で、一定額を超えて医療費を支払っていた場合に、負担の軽減を図るために支給する高額療養費特別支給金の増額などの補正。
第65号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
補正額 54,099,000円
補正後歳入歳出予算額 1,383,980,000円
平成20年度の精算による国・県・支払基金への償還金と一般会計への繰出金および基金への積立金の増額などの補正。
第66号議案 平成21年度笠松町水道事業会計補正予算について
補正(予定)額 2,435,000円
補正後歳入歳出予算(予定)額 439,727,000円
羽島用水西幹線パイプライン化工事に伴い、配水管の支障移転が発生したため工事請負費の増額と併せて給水管の改良を行うため工事請負費の増額。
第67号議案 平成20年度笠松町一般会計歳入歳出決算認定について
歳入総額 6,417,957,789円
歳出総額 5,730,678,968円
差引残額 687,278,821円
第68号議案 平成20年度笠松町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額 277,731,207円
歳出総額 267,609,440円
差引残額 10,121,767円
第69号議案 平成20年度笠松町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額 2,233,819,866円
歳出総額 2,160,460,642円
差引残額 73,359,224円
第70号議案 平成20年度笠松町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額 167,399,165円
歳出総額 162,454,978円
差引残額 4,944,187円
第71号議案 平成20年度笠松町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につて
歳入総額 1,339,215,903円
歳出総額 1,284,891,047円
差引残額 54,324,856円
第72号議案 平成20年度笠松町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
歳入総額 877,784,884円
歳出総額 851,636,660円
差引残額 26,148,224円
第73号議案 平成20年度笠松町水道事業会計決算の認定並びに剰余金の処分について
収益的収入 244,561,476円
収益的支出 214,118,281円
差 引 額 30,443,195円
資本的収入 38,550,399円
資本的支出 196,571,652円
差引額 △158,021,253円
当年度末処分利益剰余金 38,628,603円
利益剰余金処分額 26,000,000円
翌年度繰越利益剰余金 12,628,603円
第74号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 1,999,000円
補正後歳入歳出予算額 6,153,254,000円
篤志者からの寄附を笠松中学校新屋内運動場建設基金に積み立てるための増加補正。
平成21年 第5回 笠松町議会臨時会議が下記日程で開催されました。
平成21年8月11日(火)午前10時開議
第54号議案 笠松町非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について
第55号議案 松枝処理分区(42工区)管渠埋設工事請負契約の締結について
第56号議案 米野処理分区(16工区)管渠埋設工事請負契約の締結について
第57号議案 保育所適所バス更新(購入)事業売買契約の締結について
第58号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第54号議案 笠松町非常勤の特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について
平成25年度、事業着手予定の「笠松中学校新屋内運動場」建て替え事業、町生誕120年を記念し本年度より中学校整備対策審議会で調査・審議を行う事が予定されているが、他の委員会との委員報酬額の公平を保つため、報酬額を均一にする。
日額 4,500円 → 日額 5,400円
第55号議案 松枝処理分区(42工区)管渠埋設工事請負契約の締結について
第56号議案 米野処理分区(16工区)管渠埋設工事請負契約の締結について
第57号議案 保育所適所バス更新(購入)事業売買契約の締結について
7月10日の第4回臨時議会で可決の一般会計補正予算、国の経済危機対策の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」による事業。
第58号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 94,566千円
補正後歳入歳出予算額 5,882,488千円
歳出
平成20年10月~平成21年3月の期間で、この度の経済危機の影響により法人税の確定申告での還付金額が拡大したための増額補正。 → 5,000千円
平成21年8月30日に投票が行われる衆議院議員総選挙の、執行経費の増額
報酬 → 8千円 時間外勤務手当 → 46千円 備品購入費 →166千円
町内のグループホームに対し、基準の変更によりスプリンクラー設置が必要になり、国庫補助金の増額。 → 3,060千円
町内に小規模多機能型居宅介護施設建設にあたり、事業者に建設補助金で県補助の増額。 → 26,250千円
国からの平成21年度経済危機対策国庫補正予算で、ICT機器や校内LANにより、授業改善、各小中学校の情報機器購入(所謂スクールニューディール政策)
小学校 → 53,947千円
中学校 → 12,214千円
(デジタルテレビ、電子黒板、パソコン、周辺機器)の整備は、町単独予算を予定していた。(光文庫整備基金1/2、一般会計1/2)そのうち小学校のパソコン教室整備備品購入費を今回の補助でまかなう為に減額。 → 3,308千円
平成21年 第4回 笠松町議会臨時会議が下記日程で開催されました。
平成21年7月10日(金)午前10時開議
第52号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第53号議案 平成21年度笠松町水道事業会計補正予算について
今回の補正予算では、経済対策臨時交付金事業と笠松町生誕120年記念事業に対する物です。事業は以下に示します。
経済対策臨時交付金充当事業
1. 低公害車等導入促進事業(7,316千円)
地球温暖化対策での二酸化炭素排出量削減を目標に町所有の公用車で老朽化した物を更新する。ハイブリッド車2台、軽自動車2台の予定
2.行政防災無線屋外子局整備事業(3,994千円)
防災行政無線屋外子局空白地帯である本庁舎付近に屋外子局を設置し、みなと公園に来られている方へ緊急放送が伝わる様にする。
3.住宅用火災警報機普及促進事業(21,000千円)
羽島郡広域連合では、平成23年6月1日から設置の義務化が規定されています住宅用火災警報機の早期設置を促すため、自主防災会が全世帯に対し住宅用火災警報機の共同購入活動を行うと時に、各世帯に対して器機1個を補助するための経費に充てる。
4.公共施設地上ディジタル対策事業(3,530千円)
地上波ディジタルテレビ放送への移行に対応するために、教育施設以外の公共施設へ地上波ディジタル放送対応テレビへの買い換えを行う。
5.国登録有形文化財「杉山邸」保存事業(15,000千円)
国登録有形分財である「杉山邸」に付随する建物である、「土蔵」の壁、屋根の補修を行う。
6.ウィルス対策事業(1,208千円)
不特定多数の住民が集まる場所での空気中のウィルス対策として、公共施設へのプラズマクラスターイオン発生器を設置する。(設置場所 本庁舎:3台 ・ 福祉健康センター:1台 ・ 各保育所:各1台(合計3台) ・ 福祉会館:2台 予定)
7.保育所通園バス更新事業(17,828千円)
老朽化した保育所通園バスを更新する。(三保育所へ各1台)
8.教育施設(中学校)空調設備設置事業(49,415千円)
夏期の気温上昇による熱中症対策、快適な教室環境整備のため教室に空調設備を導入する。
9.水源地施設デザイン化事業(7,400千円)
水源地施設が笠松町の入口にある事を考慮し、水源地にある配水タンク壁面に笠松町をPRする為のデザインを施す。「道徳のまち」「非核平和都市宣言」等
疾病予防対策時事業
1.乳がん、子宮がん検診の実施(5,946千円)
笠松町生誕120年記念事業
1.記念式典事業費、記念講演会事業費、120対120大綱引き事業、ラジオ生中継事業等(3,130千円)
等の議案が原案通り可決、成立致しました。
平成21年第2回笠松町議会定例会が下記日程で開催されました。
6月 5日(金)開会
6月 9日(火)議案精読
6月12日(金)一般質問
6月15日(月)一般質問・質疑・採決 全員協議会(一般質問終了後)
6月16日(火)質疑・採決 全員協議会(議会終了後)
第1号報告 専決処分の報告について
第2号報告 繰越明許費繰越計算書について
第3号報告 事故繰越し繰越計算書について
第37号議案 専決処分の承認について
第38号議案 笠松町名誉町民の選定同意について
第39号議案 羽島郡二町教育委員会委員の選任同意について
第40号議案 人権擁護委員候補者の推せんについて
第41号議案 笠松町定住促進条例について
第42号議案 笠松町養老福祉金支給条例の一部を改正する条例について
第43号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
第44号議案 町道の路線認定について
第45号議案 平成21度笠松町一般会計補正予算について
第46号議案 平成21年度笠松町老人保健特別会計補正予算について
第47号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
第48号議案 平成21年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算について
第49号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
第50号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
第51号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第46号議案 平成21年度笠松町老人保健特別会計補正予算について
第47号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
第48号議案 平成21年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算につい
て
第49号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
第50号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
第51号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
議員派遣の件について
第1号提出 平成20年度羽島郡二町教育指針の報告書の提出について
第2号提出 平成20年度笠松町土地開発公社決算に関する書類の提出について
第3号提出 平成20年度財団法人笠松町地域振興公社決算に関する書類の提出について
平成21年第2回定例会一般質問
1. 環境保全施策について
1. 温室効果ガスの削減と経済対策として、ソーラーパネルや燃料電池を一般家庭への設置につて補助金の復活や設置を国が始めています。当町に於いても、定住化促進と併せて再生可能エネルギーへの積極的転換への施策を実施する事への考えはどうか。
先ずは、太陽光発電についてですが、1954年にアメリカのベル電話研究所で発明され、初の実用化は1958年アメリカ海軍がヴァンガード1という人工衛星に搭載されました。
日本では、1973年第1次石油危機により化石燃料が枯渇性エネルギーである事が一般に認識される様になります。国も石油代替エネルギー開発に着手、1973年から2000年までの「サンシャイン計画」を策定します。太陽光発電を開発普及する為、日本太陽エネルギー学会やソーラーシステム振興協会、1980年には新エネルギー開発の拠点、NEDO(新エネルギー総合開発機構)が創設されます。
時を同じくして、「ソーラーシステム普及促進融資制度」を創設、太陽光エネルギーの利用促進を図るために、個人が太陽光発電施設設置を行う場合に利子補給と言う形での低利融資制度を開始、16年間で274,000件に融資を行いました。
家庭で発電した電力で昼間の余剰電力を売電出来る様、1993年~系統連系技術ガイドライン策定が策定され、設備投資の回収に一定の効果を与えました。
「サンシャイン計画」や1978年にスタートした「省エネルギー技術研究開発計画」は石油危機を根底に計画されたものでしたが、地球温暖化が叫ばれる様になると、その主原因とされる脱炭素化にそれまでの研究テーマが有効で有るとの認識から、1993年「ニューサンシャイン計画」策定しました。
それらの計画は、旧通産省の管轄でしたが各省庁の問題ではなく政府、国民が一帯となって取り組むべきと、1994年12月総合エネルギー対策推進閣僚会議で「新エネルギー導入大綱」として決定されました。
そこでは、風力発電、太陽光発電等の再生可能エネルギーへの転換の推進や、廃棄物発電などのサイクルエネルギーの導入、エコカーや天然ガスコージェネレーション等の従来型エネルギーの新形態への積極的展開が行われてきました。
1997年の京都議定書の締結、「エネルギー使用の合理化に関する法律」所謂省エネ法の制定で、床面積の合計が2,000㎡以上の新築、増改築する場合には省エネ措置に関する報告が義務付けられ、場合によっては罰則も設けられました。そのこともあって1999年、日本は太陽電池で世界一のシュアーを誇る様になります。
2002年RPS法が制定され、「再生可能エネルギー利用割合基準」が電力会社に義務づけられました。基準をクリアーするためには、電力会社が自ら再生可能エネルギーで発電するか、家庭で発電した電力を系統で制御して買い取るかを迫られます。これは家庭への普及を促す事になりました。
これらの成果もあり、日本での総発電量は
しかし、2005年に太陽光発電施設設置への(財団法人)新エネルギー財団の補助金制度が廃止されると、太陽電池の世界シュアーも首位から転落、生産量も急激に縮小してしまったのです。2009年1月に再開された所で、基準に適合したもので有れば、太陽光発電普及センターから1kwあたり7万円が支給されるとの事。一般家庭では3~4kwが一般的で支給額は20万円台になるようです。
燃料電池は、1978年に制定された「ムーンライト計画」(省エネルギー技術研究開発計画の愛称)で日本での開発がスタートしました。私が某電機メーカー勤務時に関西電力と国内初の発電所開設に至った事を思い出します。
今年、2009年には一般家庭用燃料電池が発売される事になりました。価格はおよそ300万円、国の補助金額は140万円になったとの事。
更に今後、フィードインタリフ制度の導入も検討されており、設備投資の償却を一層容易にすると思われます。
特に太陽光発電に於いては、その器機効率に於いての指標にEPT(エネルギーペイバックタイム)とEPR(エネルギー収支比)が有ります。普及型に於いては寿命30年として、EPTは1~3年、EPRは12~21倍(寿命20年に仮定した場合でも8~14倍)と言われています。最新の器機では、EPRは10数倍~30倍程度になるようです。一般的な火力発電の(EPRで6~21倍)を超え、更に伸びて行くようです。
太陽光発電設備の価格ですが、国産メーカーで1kwあたり60万円~70万円程です。4kwのものにすると240万円~280万円。これに対して補助金額が7万円/kwで28万円になります。
岐阜県内の市町村では養老町が3万円/kwで上限12万円、安八町が8万円/kW、上限24万円ですが、地元産業育成目的で、三洋電機製品使用では、16万円/kW、上限48万円となっています。
岐阜市では2万円/kwで上限6万円を平成21年5月1日から受付開始。
恵那市では住宅や店舗併用住宅を対象に5万円/kwで平成21年4月1日から
中津川市では個人が新たに太陽光発電施設を設置する場合、システム価格の5%で5kwを超える場合は5kw分の5%の補助を平成21年4月1日~平成22年3月10日までで50件分の予定
瑞浪市では個人住宅で3万円/kwで上限12万円を平成21年4月1日から
山県市でも個人住宅対象で3.5万円/kwで上限10.5万円を平成21年4月1日からの実施となっております。
このように県内の7市町ですでに実行されております。
これらの補助導入のもと、フィードインタリフによる売電価格UPを想定すると、原価償却が10年程に短縮される様です。
今回の経済危機がもたらした「野放しの自由経済」がもたらした事の反省も含め、「ものづくり日本」を取り戻し、上辺だけのECOではなく政策の根幹に環境視点を取り入れる事を前提に、再生可能エネルギーの導入に向けての補助、もしくはその資金に対する低利融資の実現についての考え方をお示し下さい。
尚、公共施設への導入、一般家庭への補助等を含め首相官邸のHPからダウンロードした地域活性化・経済危機対策臨時交付金活用事例集に記載されている事を付け加えます。
2.リバーサイドタウンかさまつ計画について
1. サイクリングロードやウォーキングロードについて実施基本計画が今年度予定されているが、車いすで の使用についてはどの様に考えているのか。
2. 車いすロードレースへの対応やその練習場としての活用を視野に入れた計画についての考えはどうか。
昨年12月8日(月)の全員協議会で最初に示され、翌21年2月13日(金)に再度説明されました「リバーサイドタウンかさまつかさまつ計画」(案)について質問致します。
平成13年に策定し、来年度平成22年度が目標年次の第4次総合計画を見てみますと、そのまちづくりの将来像のテーマとして「木曽清流に抱かれた 個性豊かな生活文化都市 ~にぎわいが育む きらめく未来~」が掲げられています。その基本構想 4 では、「にぎわいと交流を育むまち」の中での
ふれあい豊かなまち
o 地域固有の資源である木曽川や川湊の面影を最大限に活かした拠点づくりを進め、新たなまちのにぎわいと事業が芽生える可能性を拡げます。
o 魅力ある交流拠点の形成に向け、広域的な活動を始め、計画づくりや事業運営に住民が参画できる機会を設けていきます。
o 来訪者への目的性と到着してからの楽しみを兼ね備えた事業を展開します。
と有ります。更には“新たな風おこしプロジェクト”の中では、
木曽川と歴史的な趣を大切にした街並みづくり
国と県との連携のもと、リバーサイド整備構想の具現化や川の駅の設置、通船事業の展開など、木曽川を活かした魅力づくりを進めます。また、歴史的な風景や路地の残る市街地については、住民の参画のもと、地域性を活かした街並みづくりや地域資源保全の活動を進め、木曽川と市街地を中心に、多くの人が集う環境を整えます。
と、構想が述べられ、それらを具現化して行くのが、「リバーサイドタウンかさまつかさまつ計画」(案)に当たるのではないかと考える事が出来ます。
それらに加え、「基本構想 5 パートナーシップによるまち」の中で記載されています、住民参画のまちづくり体制の構築やパートナーシップ型の街を築く想いが語られ、それらは「まちの駅」や「杉山邸」などの運営に繋がって行くもので有りと確認するもので有ります。
しかし、第4次総合計画で示されています人口推移を見てみますと、平成12(2000)年の実績で人口22,319人・世帯人員が3.09人で有るのに対し、平成22(2010)年の推計データーによると人口23,000人・世帯人員3.11人となっています。ちなみに現在(平成21(2009)年5月1日広報かさまつのデーター)によりますと、人口22,403人・世帯数が8,102世帯で単純に人口を世帯数で除してみますと、世帯人員は2.77人となります。お隣の岐南町のデーターを「マイタウンぎなん」から平成21(2009)年5月1日付けで拾ってみますと、人口23,804人(笠松より1,485人多い)世帯数9,079世帯(笠松より977世帯多い)これで世帯人員を割り出してしてみますと、2.62人(笠松より0.15人少ない)となります。
さらに階層別人口を調べてみますと、
となり、岐南町に比べ年少人口に大きな違いは無いのですが、生産年齢人口での大幅な減少と老年人口での急激な増加が認められます。これは先の世帯人員の数値が示した内容に大きな違いが有ると言わざるを得ないと考えられます
つまり岐南町に於いては、生産年齢人口に於ける単身世帯の増加が顕著であり、笠松町に於いては高齢者の単身世帯の増加が著しいと言えます。
また、病院、老人保健施設等も多く、そう言った方への細やかな心配りがまちづくりに欠かせない地域で有ると言えます。
それらを踏まえ、先に述べました第4次総合計画に再び目を戻しますと、
基本構想 2 温もりとやさしさに包まれたまち の中で
高齢者や障害者が元気に生き生きと暮らせる環境や安心して子どもを生み育てられる環境を整えるとともに、一人ひとりの個性や違いを理解し、互いに支え合う活動が芽生える温もりとやさしさに包まれたまちを築きます。
と前文に示し、ノーマライゼーション [normalization]の考え方を明記しています。
更にその中を、地域福祉社会の確立・心豊かな高齢社会・元気に育つ子どもたちの三項目に分けています。そしてそれぞれの項目では、
・障害者個々の力が発揮できる環境や地域の中で暮らせる条件を充実します。
・住み慣れた地域や家庭で暮らし続けることができる環境と専門施設によるサービスを充実し、高齢期における多様な生き方が実現できる体制を整えます。
・高齢者が培ってきた知識や技術を活かせる環境や個々の価値観に応じて楽しめる機会を提供し、元気に心豊かな高齢期が過ごせる地域社会を築きます。
と明記されています。それらの事を踏まえての質問ですが、
サイクリングロードやウォーキングロードについて実施基本計画が今年度予定されているが、高齢者の方や障害者の方にも安心して使える計画になっていますか?
更には、車いすでの使用を考慮し、バリヤフリーを徹底し、アクセスを含めノーマライゼーションの理念に基づいたに公園、サイクリングロードやウォーキングロード設置計画の検討についての考え方をお示し下さい。
障害者スポーツ(車いす関連として)は、1948年ロンドンのストーク・マンデビル病院国立脊髄損傷センター所長であったルードイッヒ・グットマン博士の指導で「ストーク・マンデビルゲーム 」(両下肢マヒ者の競技会)が開催されたのが草分けとなっています。
日本では、中村裕(ゆたか)博士(当時33歳)が、ストーク・マンデビルでルードイッヒ・グットマン博士の研修を受け、車いすスポーツを障害者のリハビリテーションと社会参加の手段として推し進めたのが始まりとされています。
そして1965年岐阜国体の時に第1回全国身体障害者スポーツ大会が開催されています。
またこれとは別に全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)は、1992年東京大会から途中1995年の阪神・淡路大震災の第4回大会中止を含め8回行われましたが2000年の岐阜大会を最後に大会旗を返納、その後は「全国障害者スポーツ大会」として統一され現在に至っています。もちろん2012年(平成24年)に開催されます「第67回国民体育大会ぎふ清流国体」とも併せて、「第12回全国障害者スポーツ大会岐阜大会」が開催されます。
また、各地で行われております車いすマラソンの選手の皆さんはその練習場確保に大変困っておられる様です。出来れば「リバーサイドタウンかさまつかさまつ計画」の中でロードレースの開催が出来れば良いと思いますが、先ずはアスリートの皆さんへの解放を前提に検討してはどうでしょうか?
河川敷を有効利用し、ノーマライゼーションの町笠松を全国にPRし、地域のOnly One としてのまちづくりが出来ると考えます。町長のお考えをお示し下さい。
答弁(要点をまとめてあります)
Q1
温室効果ガスの削減と経済対策として、ソーラーパネルや燃料電池を一般家庭への設置につて補助金の復活や設置を国が始めています。当町に於いても、定住化促進と併せて再生可能エネルギーへの積極的転換への施策を実施する事への考えはどうか。
A1
太陽光発電システムはクリーンで環境にやさし設備であることから、太陽光発電システムに対する助成について研究します。
燃料電池システムは、未知数なシステムなので、町独自の助成及び融資制度は、システムの進化を見据えつつ、研究していきたいと思います。
再質問では、第五次総合計画の中で環境保全も柱に据えて頂く旨、答弁頂きました。
Q2-1
サイクリングロードやウォーキングロードについて実施基本計画が今年度予定されているが、高齢者の方や障害者の方にも安心して使える計画になっていますか?
A2-1
歩行者や自転車が安全で快適に利用出来る事を目指しています。高齢者や障害者の方にも配慮した計画を考えていきたいと思っています。
途中にある橋の下を通過するためには坂路が必要になります。その傾斜については、出来る限り緩やかに計画したいと考えています。しかし河川法等の関係で介助者が必要な部分もあると考えています。
Q2-2
更には、車いすでの使用を考慮し、バリヤフリーを徹底し、アクセスを含めノーマライゼーションの理念に基づいたに公園、サイクリングロードやウォーキングロード設置計画の検討についての考え方をお示し下さい。
A2-2
河川法の規制、堤防の坂路の事も有り、課題も多いのですがリバーサイドタウンかさまつ計画のでは、高齢者や障害者、健常者の方が助け合いながら一緒に暮らせるまちにしたいと考えています。計画については、可能な限り高齢者や障害者の方に優しいものにしたいと考えています。
Q2-3
各地で行われております車いすマラソンの選手の皆さんはその練習場確保に大変困っておられる様です。出来れば「リバーサイドタウンかさまつかさまつ計画」の中でロードレースの開催が出来れば良いと思いますが、先ずはアスリートの皆さんへの解放を前提に検討してはどうでしょうか?
A2-3
車いすロードレースへの解放は、練習も含めて想定していません。
再質問では、関係者からの助言をお聞きすると答弁頂きました。
諸般の報告について
第1号報告 専決処分の報告について
平成21年3月23日 専決
松枝処理分区(40工区)管渠埋設工事請負契約の一部変更
〔内 容〕
1.契約の金額
変更前 100,096,500 円
変更後 103,464,900 円
差 引 3,368,400 円 の増額
2.地元からの要望により、施工路線の追加、交通誘導員の増加
平成21年4月13日 専決
松枝処理分区(40工区)管渠埋設工事請負契約の一部変更
〔内 容〕
1.契約の金額
変更前 103,464,900 円
変更後 103,329,450 円
差 引 135,450 円 の減額
2.他の事業による工事との調整により、舗装面積を変更
第2号報告 繰越明許費繰越計算書について
第3号報告 事故繰越し繰越計算書について
第37号議案 専決処分の承認について
笠松町税条例等の一部を改正する条例について
地方税法等の一部を改正する法律が平成21年3月31日に公布されたことに伴い、個人住民税における新たな住宅借入金等特別税額控除の創設、平成21年度評価替えに伴う土地に係る固定資産税の負担調整措置、社会医療法人が救急医療等確保事業の用に供する固定資産に係る非課税措置の創設など所要の規定整備。
笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
地方税法等の一部改正に伴い、国民健康保険税の2割軽減対象者となる納税義務者の要件の見直しおよび上場株式等に係る配当所得、譲渡損失の損益通算及び繰越控除に係る国民健康保険税の課税の特例など所要の規定整備。
第38号議案 笠松町名誉町民の選定同意について
笠松町名誉町民条例(昭和62年笠松町条例第14号)第3条の規定により、次め者を笠松町名誉町民に選定することについて議会の同意を求める。
氏 名 松 原 登 士 弘
第39号議案 羽島郡二町教育委員会委員の選任同意について
任期満了となる浅野忠司氏、小島理生氏を引き続き委員に選任する
【委 員】浅野 忠司 氏(岐南町若宮地)
小島 理生 氏(瑞穂市本田)
第40号議案 人権擁護委員候補者の推せんについて
任期満了となる後藤稔氏、則竹緑氏を引き続き推せんし、杉原貴子氏(中野)の後任委員として三輪恵氏を推せんする。
【委員候補者】後藤 稔 氏(北及)
則竹 緑 氏(東陽町)
三輪 恵 氏(円城寺)
第41号議案 笠松町定住促進条例について
笠松町定住促進条例
(目的)
第1条 この条例は、笠松町に居住する者及び町外から転入する者の住宅取得を促進し、定住人口の増加を図り、もって笠松町の活性化に寄与すること(以下「定住促進事業」という。)を目的とする。
(定義)
第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 住宅 玄関、トイレ、台所及び居室を有し、利用上の独立性を有するものをいう。
(2) 取得 住宅の新築又は新築後未使用の住宅の購入をいい、増築、相続若
しくは贈与によるものを除くものとする。
(3) 町税等 笠松町税条例(昭和30年笠松町条例第24号)第3条に規定
する町民税、固定資産税、軽自動車税、笠松町国民健康保険条例(昭和40年笠松町条例第7号)第10条に規定する国民健康保険税、岐阜県後期高齢者医 療広域連合後期高齢者医療に関する条例(平成19年組合条例第32号)第5条及び笠松町後期高齢者医療に関する条例(平成20年笠松町条例第2号)第3条に規定する保険料、笠松町介護保険条例(平成12年笠松町条例第4号)第3条に規定する保険料、笠松町保育の実施に関する条例施行規則(平成10年笠松町規則第3号)第6条に規定する保育料、笠松町下水道条例(平成3年笠松町条例第17号)第17条に規定する使用料並びに笠松町水道事業給水条例(平成17年笠松町条例第’1号)第22条に規定する水道料金をいう。
(定住促進助成金の交付)
第3条 町長は、定住促進事業として自らの居住の用に供するために町内において住宅(以下「当該住宅」という。)を取得し入居する、次の各号に掲げるいずれの要件にも該当する者に対し、笠松町定住促進助成金(以下「助成金」という。)を交付することができる。
(1) 町内に住所を有していること。
(2) 当該住宅に入居する世帯全員の町税等に滞納がないこと。
(3) 当該住宅取得に際し関係法令及び条例等に違反がないこと。
(助成金の額等)
第4条 助成金の額は、当該住宅に課される固定資産税の額とする。ただし、併用住宅にあっては、居住部分に課される固定資産税額とする。
2 助成金の交付は、地方税法(昭和25年法律第226号)附則第15条の6に
規定する新築された住宅に対する固定資産税の減額に関する規定に基づく固定資産税減額措置期間(以下「助成金の交付期間」という。)とする。
(助成金の交付申請)
第5条 第3条の申請をしようとする者(以下「申請者」という。)は、当該住宅に対し助成金が交付される各年度に、笠松町定住促進助成金交付申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)に、次に掲げる書類を添えて町長に提出するものとする。
(1) 当該住宅に入居する世帯全員の住民票の写し
(2) 当該住宅の建築基準法(昭和25年法律第201号)第7条第5項に規 定する検査済証の写し及び建物登記簿謄本の写し
(3) 当該住宅に入居する世帯全員の町税等の納税状況等の調査を認める同意書(様式第2号う
(4) 前3号に掲げるもののほか、町長が必要と認める書類
2 前項の規定にかかわらず、最初に助成金を受領した次の年度以降の申請書は、 前項の第2号を除く.書類を添えて提出するものとする。
(助成金の交付決定等)
第6条 町長は、前条の規定により提出された申請書を審査し、助成金の交付期間の各年度におけるすべての世帯員の町税等の納税状況を確認の後、助成金の交付を決定し、又は却下し、笠松町定住促進助成金交付決定(却下)通知書(様式第3号)により申請者に通知するものとする。
(助成金の請求)
第7条 前条の規定による交付決定の通知を受けた申請者は、笠松町定住促進助成金請求書(様式第4号)を町長に提出するものとする。
(届出)
第8条 助成金の交付を受けた者(以下「助成金受領者」という。)は、助成金受領後3年以内に次の各号のいずれかに該当するに至ったときは、笠松町定住促進助成金に関する変更届出書(様式第5号)により速やかにその旨を町長に届け出 なければならない。
(1) 住所に変更があったとき。
(2) 住宅の登記名義に変更があったとき。′
(3) 住宅が滅失したとき。
(助成金の返還)
第9条 町長は、助成金受領者が次の各号の一に該当する場合は、助成金の交付決定を取消し、又は既に交付した助成金を返還させることができる。ただし、町長が特に必要と認める場合は、この限りでない。
(1) 虚偽その他不正な手段により助成金の交付を受けたとき。
(2) 前条の各号に該当するとき。
(委任)
第10条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。
附 則
(施行期日)
1 この条例は、公布の日から施行し、平成22年度から新たに課税される住宅の取得について適用する。
(この条例の失効)
2 この条例は、平成29年3月31日限り、その効力を失う。ただし、第3条の
規定については、平成24年1月1日までに住宅を取得し入居した者までを適用する。
第42号議案 笠松町養老福祉金支給条例の一部を改正する条例について
笠松町に住所を有する101歳以上の方に対して、長年にわたり社会の発展に寄与されてきたことを感謝し、その長寿をお祝いするため、養老福祉金(50, 00円)を支給する。
第43号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
前年度繰越金の一部を基礎課税分(医療給付費分)の資産割額及び均等割額に充当することにより、税率の引下げを行う。
資産割率 100分の50 → 100分の45
均等割額 19,000円 → 18,000円
第44号議案 町道の路線認定について
第45号議案 平成21度笠松町一般会計補正予算について
補正額 12,063千円
補正後歳入歳出予算額 5,648,890千円
議会議員・特別職・職員の6月期の特別給を0.2月分減額する暫定的な措置および4月の職員異動等に伴う人件費の減額 → △11,843,000円
国登録有形文化財「杉山邸」(寄附者:㈱岐阜新聞岐阜放送 代表取締役会長 杉山 幹夫 氏)の寄附に伴う所有権移転等の費用の増額 → 37千円
上新町集会所の床面及び壁面の改修工事に伴う地区集会所改修補助金の増額 → 288千円
児童館の白アリ対策費用 → 606千円
平成21年10月から行われる個人住民税に対する年金特別徴収に伴い、町は地方税電子化協議会に加入しエルタックスを導入します。岐阜県市町村行政情報センターでデーターを共同処理するための委託料 → 2,975千円
エルタックス用の端末を税務課に1台リースする費用 → 15千円
国民健康保険特別会計・介護保険特別会計及び下水道事業特別会計の繰出金の増額 → 158千円・981千円・13828千円
保健師の出産休暇で欠員が出たため臨時職員対応の増額 → 2,164千円
古紙等の市場価格下落の為、資源集団回収事業奨励金引き上げの増額(3円/Kg→6円/Kg) → 1,290千円
職員異動の為、給食運搬を臨時職員で対応する為の増額 → 1,406千円
第46号議案 平成21年度笠松町老人保健特別会計補正予算について
補正額 10,262,000円
補正後歳入歳出予算額 11,889,000円
前年度事業費の精算に伴う、国および県への返還金並びに一般会計への繰出金などの増額補正。
第47号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
補正額 317,000円
補正後歳入歳出予算額 2,245,217,000円
第43号議案の条例改正により税率引き下げに伴う補正、職員異動および6月期の期末勤勉手当の0.2月分減額する暫定的な措置に伴う人件費の補正、基金運用利子を基金に積み立てるなどの増額補正。
第48号議案 平成21年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算について
補正額 84,000円
補正後歳入歳出予算額 177,775,000円
平成20年度に年金から特別徴収の方法により徴収した保険料のうち、死亡日後に支払われる年金より徴収された保険料について還付を行うための増額補正。
第49号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
補正額 981,000円
補正後歳入歳出予算額 1,329,881,000円
職員異動および6月期の期末勤勉手当の0.2月分減額する暫定的な措置に伴う人件費の補正、年金から特別徴収の方法により徴収した保険料のうち、死亡日後に支払われる年金より徴収された保険料について還付を行うための増額補正。
第50号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
補正額 11,159,000円
補正後歳入歳出予算額 1,001,770,000円
公共下水道事業に係る岐阜県特定基盤整備推進交付金交付要綱の改正により、交付対象外となる県支出金を減額し、その不足額を一般会計繰入金で補填するための増額や職員異動および6月期の期末勤勉手当の0.2月分減額する暫定的な措置に伴う人件費など増額補正。
第51号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 3,000,000円
補正後歳入歳出予算額 5,651,890,000円
㈱光製作所からの寄附(200万円)を光文庫基金へ積み立てるための増額、生誕120年記念に対する篤志者からの寄附(100万円)を笠松町を内外へPRするマスコットキャラクター「かさまる」の着ぐるみなど製作費のための増額補正。
以上提出案件は全て可決成立致しました。
平成21年第3回笠松町議会臨時会が下記日程で行われました。
平成21年5月19日(火)午前10時 開議
第 31号議案 笠松町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について
第 32 号議案 笠松町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について
第 33 号議案 笠松町常勤のL特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第 34 号議案 笠松町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第 35 号議案 松枝小学校西舎耐震補強工事請負契約の締結について
第 36 号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第 31号議案 笠松町長期継続契約を締結することができる契約を定める条例について
(趣旨)
第1条 この条例は、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号。以下「令」という。)第167条の17の規定に基づき、町が締結する長期継続契約(地方自治法(昭和22年法律第67号)第234条の3に規定する契約をいう。以下同じ。)に関し、必要な事項を定めるものとする。
(長期継続契約を締結することができる契約)
第2条 令第167条の17に規定する条例で定める契約は、次に掲げるものとする。
(1) 物品を借り入れる契約で、商慣習上複数年度にわたり契約を締結することが一般的であるもの
(2) 経常的かつ継続的な役務の提供を受ける契約で、毎年度当初から提供を受ける必要があり、契約の相手方の準備期間を確保するため複数年度にわたり契約を締結する必要があるもの
(3)前2号に掲げるもののほか、町長が特に必要と認めるもの
(委任)
第3条 この条例の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。
附 則
この条例は、公布の日から施行する。
第 32 号議案 笠松町議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について
第 33 号議案 笠松町常勤のL特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第 34 号議案 笠松町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
国の人事院が国家公務員の期末手当の減額を決定した事により、笠松町に於いても、議員・常任の特別職。職員の期末手当の給付率を0.2ヶ月分削減する条例。
第 35 号議案 松枝小学校西舎耐震補強工事請負契約の締結について
第 36 号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 6398千円
補正後歳入歳出予算額 5,636,257千円
主な歳出
教育振興寄付金により松枝小学校和太鼓購入(2,000千円)・笠松中学校吹奏楽部楽器購入(2,000千円)・笠松中学校部活動備品購入(1,300千円)
法務局移転に伴う用地調査費等(1,098千円)
下記日程で平成21年第2回笠松町議会臨時会が開催されました。
平成21年4月1日 午前10時会議
第28号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
第29号議案 笠松町議会議長辞職許可について
第 1号選挙 笠松町議会議長選挙について
第30号議案 笠松町議会副議長辞職許可について
第 2号選挙 笠松町議会副議長選挙について
第28号議案 平成21年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 13,874千円
補正後歳入歳出予算額 5,630,429千円
笠松春まつりに於ける笠松町生誕120年記念事業として富田学園マーチングバンド招致費用 100千円
妊婦健康診断7回→14回無料化 11,200千円
羽島用水東幹線工事負担金 798千円
緊急雇用対策費 1,776千円
第29号議案 笠松町議会議長辞職許可について
岡田 文雄 議長の辞任許可
第 1号選挙 笠松町議会議長選挙について
投票により 伏屋 隆男 議員の当選
投票結果 伏屋 隆男 議員 8票
長野 恒美 議員 1票
第30号議案 笠松町議会副議長辞職許可について
伊藤 功 副議長の辞任許可
第 2号選挙 笠松町議会副議長選挙について
投票により 川島 功士 の当選
投票結果 川島 功士 8票
長野 恒美 議員 1票
総務文教委員長であった伏屋隆男議員が議長に当選されたため、委員会が招集され 委員長 伊藤 功 議員 副委員長 長野 恒美 議員が選出された事が報告され閉会しました。
平成21年笠松町議会第1回定例会が下記日程で開催されています。
諸般の報告について
第 3号議案 専決処分の承認について
第 4号議案 副町長の選任同意について
第 5号議案 笠松町レジ袋有料化還元基金条例について
第 6号議案 笠松町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例について
第 7号議案 笠松町中学校整備対策審議会条例の一部を改正する条例について
第 8号議案 笠松町公民館条例の一部を改正する条例について
第 9号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
第10号議案 笠松町介護保険条例の一部を改正する条例について
第11号議案 笠松町自転車駐車場設置条例の一部を改正する条例について
第12号議案 平成20年度笠松町一般会計補正予算について
第13号議案 平成20年度笠松町老人保健特別会計補正予算について
第14号議案 平成20年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
第15号議案 平成20年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算について
第16号議案 平成20年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
第17号議案 平成20年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
第18号議案 平成20度笠松町水道事業会計補正予算について
第19号議案 平成21年度笠松町一般会計予算について
第20号議案 平成21年度笠松町老人保健特別会計予算について
第21号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計予算について
第22号議案 平成21年度笠松町後期高齢者医療特別会計予算について
第23号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計予算について
第24号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計予算について
第25号議案 平成21年度笠松町水道事業会計予算について
第26号議案 平成20年度笠松町一般会計補正予算について
第27号議案 平成20年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
平成21年第1会笠松町議会定例会提案説明要旨
本日ここに、平成21年第1回笠松町議会定例会の開会にあたり、町政に対する基本的な考え方を申し述べるとともに新年度予算の概要についてご説明を申し上げます。
(平成21年度の位置つけ)
我が国の経済は、世界の金融資本市場の危機を契機に世界的な景気後退の中で、外需面に加え国内需用の停滞により、景気は悪化の局面に突入し、雇用情勢や企業の資金繰りも厳しい状況となっています。
このような社会経済状況の中で、笠松町の財政状況は法人町民税をはじめとする町税や地方消費税交付金など歳入が減収の見込みであり、歳出にあっても、今後増大する社会保障関連経費や公債費などの義務的経費の増加により、一段と厳しい状況になってきていることから、17年度から3年間実施してまいりました行財政改革推進プランの考え方を踏襲しなから、将来を見据えた行財政運営が必要と考えております。
平成.21年度は笠松町生誕120年の節目の年であります。
先人たちが今まで笠松町発展のために苦難に耐えながら築き上げた偉業に感謝し、豊かな自然や人々に育まれてきた文化や伝統を、次代を担う子どもたちや笠松町を訪れる人々に伝えるとともに、今後、笠松町の活性化につながるまちづくりを進めていくことが私達の責務であります。
町生誕120年の節目の年を、未来への礎となるまちづくり創造の年と位置づけて、新たなまちつくり事業や緊急性の高い社会基盤整備事業を重点的に取り組んでいきたいと考えております。
(平成21年度当初予算編成の考え方)
それでは、新年度の予算編成に際しましての考え方についてご説明いたします。
当初予算編成にあたっては、行財政改革推進プランの考えに基づいた事務の合理化や様々な経費の抑制に、より励むとともに、町民の安全安心を念頭に優先事業の明確化、成果の重視、緊急度を考慮し予算編成をいたしました。
とりわけ、
○将来に向けたまちづくり施策
○将来を担う子どもたらのための教育施策
○町民の日常生活の安心施策
の3つの施策を柱として、メリハリのある事業選択を行いました。
(平成21年度当初予算の規模)
以上の方針をもとに編成した平成21年度の歳入歳出予算額は
となり、総額につきま しては、前年度と比較しますと2.11%の減少となりま した。一般会計については、前年度比1.29%の減ですが、一万、下水道事業会計では、積極的な下水道整備を予定していることから、前年度比3.36%増となっています。
それでは次に、異体的な事業についてご説明いたします。
(将来に向けたまちづくり施策)
第1点は、笠松町生誕120年を迎え、今後の新たなまちつくりを考えるきっかけとすべく、昨年から町生誕120年記念事業検討懇談会などで検討された様々な事業を町生誕120年記念事業として実施します。
主な事業といたしましては、町生誕120年記念式典、道徳のまち笠松と連携した記念講演会、夏季巡回ラジオ体操、笠松コンシェルジュ事業や笠松中学校新屋内運動場の建築応援事業など、まちの再発見、新たなまちの創造、発信する事業を実施していきます。
今後のまちづくり指針として策定した「リバーサイドタウンかさまつ計画」に基づき、笠松町の活性化、まちの魅力の創造とネットワーク形成を目指し、川湊や伝統的な建築物と地域特性を活かしたまちづくり事業を展開してまいります。
初年度は、まちの拠点として、笠松町の情報発信、休憩・案内・交流・連携の機能を兼ね備えた「まちの駅」の開設や、木曽川流域のネットワークづくりとして河川環境楽園からみなと公国までをルートとした、町サイクリングロード基本計画策定などを実施していきます。
笠松みなと公園は、木曽川橋北側付近の園路舗装、休憩用ベンチや転落防止柵設置などの整備を行い、あわせて役場東の築堤道路の歩道整備を行うことにより、水辺の環境を生かした、人、川、情報の交流拠点として整備してまいります。
(将来を担う子どもたらのための教育施策)
第2点は、将来を担う子どもたちのための教育施策の実施であります。
とりわけ、道徳教育の推進につきましては、笠松町で育まれてきた歴史や伝統を受け継ぎ、さらに住みよい誇りのもてるまち笠松を目指し、学校教育の場や子どもだけでなく、全町民を対象として、道徳心を大切にした心温まる風土、人づくりを推進していきます。
また、子どもたちが主体的に情報化社会に対応できるよう、小学校の校内L A Nを構築し、各小学校の普通教室や特別教室で情報技術を活用した授業ができるよう整備し、あわせて光文庫整備基金の活用事業として、校内L A Nの環境にも対応できるように、パソコン教室のパソコンを更新、増設し、小学校における情報化教育の環境整備を進めてまいります。
さらには、小学校の校舎や体育館の耐震化については、国による学校耐震化加速策の実施を受け、小学校の耐震化の当初計画を前倒して22年度までに完了するよう進めていきます。21年度は松枝小学校西舎の耐震化工事と、笠松小学校の西舎と渡り廊下、松枝小学校の東舎、下羽栗小学校の校舎と屋内体育館の耐震化工事実施設計を行います。
(町民生活の安心施策)
第3点は、町民の皆さんの日常生活の安心確保のための施策の実施であります。
安心して、子どもを産み育てられるよう、子育てを担う若年世帯の経済的な負担の軽減を図り、健やかな子育て環境づくりを創出すべく、子育て支援及び少子化対策事業の充実施策として、4月から通院医療費助成制度の対象年齢を15歳(中学校3年生)まで引き上げます。
また、昨今笠松町においても不審者に関する情報が多くよせられております。このような状況を踏まえ、保護者が安心して保育所に預けられるよう各保育所に警報音やサイレンフラッシュ付き通報送受信機など防犯緊急システムを設置することで入所幼児の安全確保と不審者侵入抑止を図ります。
さらに、耐震診断を実施していない公共施設について耐震診断を実施するほか、災害時救援物資備蓄事業につきましても、食料や飲料水などの物資を計画的に備蓄し、災害時の対応に備えてまいります。
計画的に設置してきましたA E D(自動体外式除細動器)につきましても、今年度は児童館や保育所など7箇所に設置し、今年度で町の公共施設全てに設置が完了する予定です。
(その他の施策)
このほか、公兵施設巡回町民バスについては、昨年実施したアンケー ト結果などを踏まえ、4月より運行時間を1時間延長いたします。これにより、今まで以上に多くの皆様に利用していただける環境が提供できると考えております。
下水道事業では今年度は日代、新町から中新町、門前町から下本町、米野地内の下水道整備工事を予定しており、平成22年度末までに事業認可区域内の80%以上の整備率達成を目標に進めてまいります。
以上、私の所信の一端と平成21年度の主要事業を述べましたが、本日提出いたしました各案件につきましては、議事の進行に従いまして順次その理由、内容等についてご説明いたしますので、慎重に審議のうえ、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げます。
平成21年第1回定例会一般質問
川島功士
学校の校庭、保育所の園庭、公園などの芝生化について質問いたします。
校庭の芝生化については、昨年12月2日に報道番組で放送されたのを始め、様々な番組で紹介された事も有り各地で話題になっています。更に東京都では今後10年間で1860校ある小中学校、全の校庭を芝生化すると計画、大阪府でも橋下知事が公約に掲げた事もあり全ての小学校校庭への芝生化を計画、約2億7千万円を新年度予算案に盛り込むことを決めた様です。年間50校を対象に、土壌改良、芝生苗購入、散水装置の設置等の費用として1校530万円を上限に助成する計画があるとの報道が有りました。
また、文部科学省のHPにあるQ&Aのページには、
[Q] 校庭の芝生化について教えて下さい。
[A] 校庭は、これまで“土”のグランドが一般的でしたが、近年、“芝生”で整備する学校が増えてきています。芝生化には以下のような効果があり、文部科学省としても、その整備推進を図っています。
教育上の効果
・ 芝生の弾力性がスポーツ活動に安全性と多様性をもたらす
・ 環境教育の生きた教材として活用できる
環境保全上の効果
・ 強風時における砂塵の飛散防止
・ 降雨時における土砂の流失防止
・ 夏季における照り返しや気温上昇の抑制
・ 地域のスポーツ活動の活発化
・ 幼児から高齢者までの様々なスポーツを安全かつ快適に実施できる
校庭の芝生化につきましては、「安全・安心な学校づくり交付金」における「屋外教育環境施設の整備」で補助を行っています。
と解答をしています。
そこで問題になるのが費用や管理の事でありますが、先の報道番組での紹介が有りました「鳥取方式」の検討を行って見てはどうでしょうか?
安価で管理にも費用が掛からない芝生化の方法としては、「塩釜方式」と「鳥取方式」の二方式が現在有るようです。
「塩釜方式」とは、塩釜フットボールクラブ(FC)の小幡忠義理事長が2002年に考案したもので、牧草づくりからヒントを得て、グラウンドの土を約30センチ掘り返した後に堆肥と芝の種を混ぜてまき、水まきは雨だけで良く管理も非常に簡単なものです。
「鳥取方式」とは、NPOグリーンスポーツ鳥取代表 ニール・スミスさんのインタビュー記事によりますと
『芝は英語でグラスといいます。それは草という意味です。芝生は芝や草(雑草)など種類を問わず、それらを刈り続けることでできた絨毯のような形状です。だから、芝生は自動車という言葉と一緒であると考えてください。自動車にはロールスロイスのような高級車から、中古の軽自動車という風にピンからキリまであります。でも日本人が芝生と考えているのは高級車ばかり。それで芝生化は「高い」と考えられている。では、運転免許を取ったばかりの子どもに高級車は必要ですか。『鳥取方式』というのは、方法ではなく概念です。日本にある芝生に対する固定概念を崩すことです。芝生は様々なランクがあって、芝生化は懐具合にあった形で進められます。今、僕は一年間、1平方メートル20円以下で芝生を管理しようとしているんです。』
と話しておられます。
私も笠松中学校に通っているときに校庭の芝生化が図られました。担当の先生が毎日水をまき、養生期間を設定し芝生に「乗るな」、「入るな」と叱られた記憶しか甦って来ません。実際気がついたら芝生は剥がされ元の土のグランドになっていました。ただ鮮明に覚えているのは、柔道部だった私達、体育大会で行われる部活動紹介プログラムで芝の上で練習した事が有りました。その気持ちの良かった事だけは忘れられない思い出になっています。
「鳥取方式」では、暖地型芝生の西洋芝であるバミューダグラス類であるティフトンと言う芝生のポット苗を50cm間隔で植え込むだけ済み、その後の管理、維持費もこれまでの日本芝の従来工法に比べおよそ十分の一程度で住むとの事です。
そこで芝生化のメリット・デメリットですが・・・
とよひらウイング・どんぐりクラブ屋台村・とよひら芝生の会発行の元気発信プロジェクト「校庭芝生化事業」によりますと
<芝生のメリット>
①転んでも痛くないので、思い切って遊ぶ事ができ、運動が好きになり、元気になれる。
②雨で使えなかった土のグラウンドに比べ、少々の雨でも走りまわって遊べる。
③芝生になると土ほこりが無くなり、気管支の弱い子供たちもグラウンドで元気に遊べる。
④地球温暖化対策として、地面から1mの高さで約3度温度が違う。
⑨裸足で走る子が増え、身体の使い方、体の発育が変わってくる。
⑥芝生になると、バッタなどのたくさんの生き物が増え、自然学習、生態系の勉強になる。
<芝生のデメリット>
①たくさん使う事によって芝生が痛む。
⇒使用頻度が高まると芝生は痛むが、子供たちは痛まない。
②芝生は生き物なので維持管理が大変。
⇒鳥取方式(変形どんぐり式)では、刈り込み、施肥、散水が維持管理の作業です。除草剤や、目土、エアレーションなどの競技場で行うような芝生の維持管理はは学校のグランドには必要がないと考えます。子供たちが安全に思い切って遊べる環境ができればいいわけですから、雑草が生えてたり、芝生が痛んだりしても問題はありません。刈り込み、施肥、散水をすれば、ほとんどの状態は回復します。
③維持管理に金がかかる。
⇒校庭を芝生にする事によって、子供たちが変わります。
これには、お金では買えないものがたくさんあります。
校庭芝生化事業ではできるだけ低コストで維持管理ができるようにしています。
と解説されています。
また、世田谷区立烏山北小学校校長 櫻井和子先生の記録によりますと、「運動会当日の怪我の比較をしますと、平成16年は20人の子どもが養護教諭の手当てを受けていますが、17年には、13名に減ってきている。今年は8人になりました。データを見ると、すり傷の部分が変わってきている。また、9月と10月のみの怪我の総数も比べてみました。前年と同じ9月でも、芝生になって減ってきている。」と有ります。
更に、広島県北広島町豊平小学校では芝生化した事により、3・4年生が50m走で全員10秒を切る事が出来、昨年より2秒タイムが縮まったとの事です。これは転ぶ事を恐れない事でストライドが大きくなった事が有るようです。また、島根県出雲市大社小学校では、校庭で遊ぶ事が各段に増え、「靴隠し」などのいじめが無くなったとの事です。
しかし、いくら安価で費用が少ないとは言え、それなりの事は考えなければなりません。子ども達が自ら苗を植え、水をやる事で愛着や環境教育に役立たせる事、地球温暖化対策でのCO2 削減やヒートアイランド抑制などの教育に役立たせる事と共に地域住民や保護者などと協働で行う事が必要で有ると考えます。
最終的には全ての小中学校の芝生化が目標では有りますが、保育所の園庭や児童館の運動場などを、先ず手始めに計画してみてはどうでしょうか?お考えをお聞かせ下さい。
次に、歴史民俗資料館の現状と今後の活用について質問いたします。
笠松町主要事務事業の概要を見ると、歴史民俗資料館について以下の様な記述があります。
笠松町は清流木曽川に面し、古くから木曽川筋で最大の賑わいを見せた笠松湊、円城寺湊などを中心とした水運に恵まれてきた。
一方“あばれ川”とも言われた木曽川の治水のために徳川幕府は笠松に郡代陣屋(全国で四カ所)を設け、更に尾張藩の円城寺川並奉行所の設置などにより、水の守りに当たってきた。
このような歴史の紹介と、郷土に伝わる民俗、伝統芸能を守り更に失われてゆく歴史民俗資料を保存し、後世に伝承していくために町歴史民俗資料館を開設し、郷土の文化向上に寄与する。
と記して有ります。
つまり、歴史民俗資料館の本来の目的は、歴史の紹介と民族、伝統芸能を守り、歴史民族資料を保存し後世に伝えて行く事に有る考える事が出来ます。
歴史資料とは過去の物となりますが、未来から見れば現在の資料も歴史資料と考える事が出来るのではないでしょうか。言い換えれば、過去の資料を保存し、いつでも紹介出来る様に、整理・分類すると共に現在の出来事や行政資料の収集、整理、分類し保存して行く事も必要になるのではなでしょうか?当然ディジタルアーカイブも必須になって来ると思われます。
そこで第一点目の質問ですが、歴史民俗資料館の役割と存在意義の認識について、どのように考えているのか。お答え下さい。
また、現在有る資料の総点数及び管理方法はどの様になっていますか?いつでも問い合わせに対して答える事が出来る様に、整理、分類しアーカイブされているのでしょうか?お答え下さい。
更に今後の活用に付いてですが、先日示めされました「リバーサイドタウンかさまつかさまつ計画(案)」では、歴史民族資料館を「まちの駅」としての活用に言及されておられましたが、今後の活用についての認識と施策はどのように考えているのか。具体的にお答え下さい。
質問・答弁を要点で記載致します。
Q1
保育所園庭及び児童館の計画について
A1
現在、下羽栗保育所の園庭全面、松枝保育所の園舎南側及び中庭については芝生化を行っております。保育現場では芝生化のメリットは充分理解しています。
民営化された施設管理者から芝生化の具体的経過が出されましたら支援して行く考えです。
児童館については、財政面、管理面など総合的に検討していきたい。
Q2
小学校校庭の芝生化について
A2
校庭の芝生化は、安全面や環境面で効果があり、文部科学省でも推進が図られています。現場の先生、保護者の意見、社会教育施設として問題点等、総合的に判断して行きたい。
Q3
歴史民俗資料館の役割と存在意義について
A3
笠松町歴史民俗資料館条例第1条 歴史、民俗、産業等に関する資料を収集保存し、町民の利用に供し、その教養、学術及び文化の発展に寄与するためと規定されている。
存在意義は、歴史に触れる機会を増やす事で、教養、文化の発展への寄与。まちづくりでの重要な位置づけがされている。
Q4
歴史民俗資料・行政資料の管理方法と現状
A4
現在、約8,800点ある歴史民族資料は、受付台帳・資料表台帳など紙台帳での管理を行っています。台帳と資料の整合、資料内容の整理をしながらパソコンでの管理が出来る様、進めています。
Q5
今後の活用についての認識はどのように考えているのか。
A5
資料館は「まちの駅」の拠点として、町内外への情報発信の場としても重要な位置づけだと認識しています。
第 3号議案 専決処分の承認について
平成20年度笠松町一般会計補正予算
補正額 454千円
補正後歳入歳出予算額 5,983,868千円
後期高齢者医療特別会計への繰出金の増額になったことに伴う補正。
平成20年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算
補正額 454千円
補正後歳入歳出予算額 190,735千円
保険料納付方法が、「年金天引き」と「口座振替」の選択制になった事を周知するための費用とシステム改修費等。
平成20年度笠松町一般会計補正予算
補正額 2,277千円
補正後歳入歳出予算額 5,986,145千円
原油高騰により電気料金の値上げのため、街路灯の光熱水費を増額補正。
第 4号議案 副町長の選任同意について
平成21年4月1日(任期4年)で任期満了となる現、間宮 聡 副町長を時期も引き続き副町長として選任同意するもの。
第 5号議案 笠松町レジ袋有料化還元基金条例について
平成21年1月15日から実施している笠松町レジ袋削減に取り組んでいる協定締結事業者から、レジ袋販売収益金の一部を寄附金として受け入れ、地球温暖化防止等の環境保全に関する活動を推進するため、これを財源とする基金を設置するため、条例を制定するもの。
第 6号議案 笠松町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例について
介護従事者の処遇改善の目的のために、平成21年度行われる介護報酬の引き上げに伴い介護保険料の急激な上昇を抑える目的で国から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を基金に積み立てるための条例。
第 7号議案 笠松町中学校整備対策審議会条例の一部を改正する条例について
平成25年度着書目標に「笠松中学校新屋内運動場」立て替えを、笠松町生誕120年を機に審議会にて調査・審議を行うが、その所掌(学校教育)が総務部から教育文化部に変更になった事での条例変更。
第 8号議案 笠松町公民館条例の一部を改正する条例について
松枝公民館 1階 集会室を、「集会室1の1」・「集会室1の2」と二つに分けて少人数使用出来るようにしたための料金設定変更。
第 9号議案 笠松町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
介護給付金の賦課限度額を、平成18年度以降「9万円」であった。介護給付費や被保険者所得をかんがみ、中間所得層の負担軽減を目的に「10万円」に見直す条例。
第10号議案 笠松町介護保険条例の一部を改正する条例について
第4期介護保険事業計画策定により、その期間(平成21年度から平成23年度まで)の保険料について制定する。
第11号議案 笠松町自転車駐車場設置条例の一部を改正する条例について
平成21年4月1日から西笠松駅に有料の自転車駐車場を設置するための条例。料金は現行通り。
第12号議案 平成20年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 △ 141,254千円
補正後歳入歳出予算額 5,865,638千円
主な歳出
人工肛門対応トイレを役場・福祉健康センターに設置する予定が、平成21年度から障害者自立支援対策特別臨時交付金の取扱が改正で、補助対象が拡大されることにより来年度に先送りするため工事請負費の減額(△712千円・△318千円)
防災行政無線操作卓の契約差金(△3,398千円)
ふらっと笠松担当職員を町職員のみから商工会職員を含めた形での運営に変えた事による臨時職員賃金の減額(△3,938千円)
平成20年4月からの保険制度改正(3歳~就学前の自己負担額が3割→2割)による乳幼児医療費の減額(△11,200千円)
三保育所の保育士人件費減での運営補助金の減額(△53,972千円)
放課後児童クラブ利用児童減での指導員減となったことで賃金の減額(△7,589千円)
胃がん検診及びはつらつ健診等の受診者減による委託料減額(△6,129千円)
町道拡幅事業による用地買収が出来なかった事での委託料、工事請負費、用地買収費及び移転補償費の減額。(△18,072千円)
笠松駅バリアフリー化施設改善事業で駅ホームの工法変更及び設計変更による補助金の減額(△43,803千円)
消防団員幹部の退団者への退職報償金の増額(2,118千円11名)
第13号議案 平成20年度笠松町老人保健特別会計補正予算について
補正額 △ 26,563千円
補正後歳入歳出予算額 275,600千円
医療給付費減による減額。
第14号議案 平成20年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
補正額 1,773千円
補正後歳入歳出予算額 2,297,855千円
高額医療費共同拠出金の確定による減額
特定健康診査等の受診者数減による委託料減額
保険財政共同安定化事業拠出金の確定による増額
国民健康保険基金定期預金解約による積立金の減額
等
第15号議案 平成20年度笠松町後期高齢者医療特別会計補正予算について
補正額 △12,792千円
補正後歳入歳出予算額 177,943千円
第16号議案 平成20年度笠松町介護保険特別会計補正予算について
補正額 △66,800千円
補正後歳入歳出予算額 1,329,313千円
第17号議案 平成20年度笠松町下水道事業特別会計補正予算について
補正額 △16,754千円
補正後歳入歳出予算額 948,296千円
下水切替件数増加による助成金の増額(710千円)
排水量増加による流域下水維持管理負担金増額(△2,200千円)
入札による工事費等の減額(△18,615千円)
公債費利子確定による減額(△317千円)
第18号議案 平成20度笠松町水道事業会計補正予算について
補正(予定)額 △ 294千円
補正後歳入歳出予算(予定)額 454,622千円
第19号議案 平成21年度笠松町一般会計予算について
歳入歳出予算総額 5,616,555千円
対前年度増減額 △ 73,553千円(△ 1.29%)
第20号議案 平成21年度笠松町老人保健特別会計予算について
歳入歳出予算総額 1,627千円
対前年度増減額 △ 204,220千円(△99.21%)
第21号議案 平成21年度笠松町国民健康保険特別会計予算について
歳入歳出予算総額 2,244,900千円
対前年度増減額 10,972千円( 0.49%)
第22号議案 平成21年度笠松町後期高齢者医療特別会計予算について
歳入歳出予算総額 177,691千円
対前年度増減額 △ 12,590千円(△ 6.62%)
第23号議案 平成21年度笠松町介護保険特別会計予算について
歳入歳出予算総額 1,328,900千円
対前年度増減額 5,697千円( 0.43%)
第24号議案 平成21年度笠松町下水道事業特別会計予算について
歳入歳出予算総額 990,661千円
対前年度増減額 32,173千円( 3.36%)
第25号議案 平成21年度笠松町水道事業会計予算について
歳入歳出予算総額 429,892千円
対前年度増減額 8,299千円( 1.97%)
第26号議案 平成20年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 396,481千円
補正後歳入歳出予算額 6,262,119千円
主な歳出(繰越明許費)
防災行政無線屋外子局設備工事費(4,620千円)
定額給付事業費(358,631千円)
保育所施設改修費(17,359千円)
下羽栗小学校放課後児童クラブ施設建設工事費(16,064千円)
子育て応援手当給付事業費(16,742千円)
第27号議案 平成20年度笠松町国民健康保険特別会計補正予算について
補正額 58千円
補正後歳入歳出予算額 2,297,913千円
下記日程で第1回笠松町議会臨時会が開催されました。
平成21年2月13日(金)午前10時会議
第 1号議案 町道の路線認定について
第 2号議案 平成20年度笠松町一般会計補正予算について
第 1号議案 町道の路線認定について
平成20年第4回笠松町議会定例会の補正予算、土木費-道路橋梁費-道路新設改良費-委託料で用地調査費492千円の予算が執行された部分の町道認定です。
第 2号議案 平成20年度笠松町一般会計補正予算について
補正額 20,747千円
補正後歳入歳出予算額 6,006,892千円
庁舎施設改修工事請負費(トイレ改修)の増額 931千円
定額給付金給付費 16,035千円
子育て応援特別手当費 1,009千円
小学校校舎改修修繕費工事請負費 2,771千円